エンドカードにラフスケッチも!『輪るピングドラム 星野リリィアートワークス』出版記念展が開催中
2011年アニメ界を席巻した『輪るピングドラム』(以下『ピンドラ』)。『少女革命ウテナ』の幾原邦彦監督が高倉冠葉・晶馬・陽毬の三兄妹を中心に家族のあり方を描いたストーリーとともに、謎めいた「生存戦略」や高倉家にやってくるペンギンのかわいさも話題を振りまきました。
そのキャラクター原案を担当したのが、漫画家の星野リリィさん。番組終了後のエンドカードでも、妖しくも美しい世界を描き出していました。
そんな星野さんの『ピンドラ』世界が詰まった『輪るピングドラム 星野リリィアートワークス』(幻冬舎)が出版されることを記念して、東京・表参道にあるギャラリーGoFaで展覧会が開催されています。
今回の展示では、『ピンドラ』1話から24話までのエンドカードをはじめ、DVDや書籍の表紙や特典ポスターなど、画集に収録されている作品を鑑賞できます。
また、貴重なラフスケッチや設定画が壁・柱一面に張られているのは、ファンにとっては必見。プリンセス・オブ・クリスタルの服装の細かい部分が描かれているものや、様々なペンギンのスケッチもあり、じっくりと観ておきたいところです。
会場では星野さんのサイン入りアートグラフを数種類販売しているほか、タンブラーなどのグッズを購入できます。特にクリアファイルは人気で品薄とのこと。ゲットしたいひとはお早めに。
同じビルの1Fに入っているオーバル・カフェではKIGAマークをシナモンパウダーで描いたアイスカプチーノも。さっぱりとした口当たりで、展示をゆっくり観た後に一息つくのもいいかもしれません。
展覧会は、2012年7月29日まで。最終日にはポスターが当たるじゃんけん大会も開かれます。
『ピンドラ』ファンならば注目の展覧会。画集ともども、星野さんの世界を堪能できるので必見です。
輪るピングドラム星野リリィアートワークス[GoFa]
http://www.gofa.co.jp/art/120623_mawaru_pingdoramu/ [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。