山口・岩国 「アメリカ」が体験できるGW恒例の無料イベント、体験レポと注意点も
全国で人気の「航空祭」で、毎年、5月の大型連休時に開催されるのが、山口県岩国基地での「海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー」だ。2025年は「5月4日」に開催されることが、すでに発表されている。
昨年2024年、初めて参加した筆者が、イベントの様子や注意点などを紹介したい。

まず、岩国基地の最寄り駅は「JR岩国駅」で、徒歩20~30分程度。駅を降りると基地へ向かう人が大半なので、人の流れに付いていけば問題なく到着できる。
もし、トイレに行きたければ、岩国駅でたとえ並んでいても、済ませておくことをおすすめする。実はこの先がとても長い。

岩国駅から最も近い入場ゲートの様子。人・人・人である。実は朝の開門前から、徹夜組もいるほど。午前中に着いても、入場までに2時間ほどかかった。
途中、米海兵隊による保安検査もある。手荷物の持ち込みは厳しい。必ず事前に持ち込みルールをチェックしておかないと没収される。

やっとのことで入場した後も人はもちろん多いが、基地という場所柄、密になることはほぼない。
入場無料。そのため、大型連休の遊び先として、地元で定着しているようで、ベビーカーを押した家族連れもとても多い。

アメリカの戦闘機などが、いくつも展示されている。間近で見られる機会はそうない。しかも、飛行機のそばで、ピクニック気分で過ごせる。
なお、レジャーシートの持ち込みは、基地ごとにルールが違う。指定場所だとOKだったり、全面禁止だったりする。折り畳み椅子や脚立などは、どの航空イベントも基本的に持ち込みNGだ。

アメリカ海兵隊の隊員たちは、皆とてもフレンドリー。そんなアメリカの雰囲気が感じられるのも、この岩国基地でのイベントならではと言える。

岩国基地は自衛隊もある、ということで、自衛隊機の展示も。ただ、他の航空祭と違い、自衛隊機はこの岩国ではアメリカ海兵隊ほど人気がないようだった。
自衛隊の隊員さんたちも気さくで、いろいろ聞くと丁寧に答えてくれる。興味があればぜひ。

滑走路を、一般エリアから眺めてみた。低い柵だけなので、飛行機を撮るにはいい環境だが、「カメラ席」は毎年人気ですぐ完売となり、一般エリアも最前列などは「開門ダッシュ」が必要と聞いた。上空を飛ぶ飛行機なら、基地のほぼどこでも見られる。
なお、昨年はブルーインパルスが飛来していたが、今年は来ないので注意。

このイベントのもう1つの楽しみが、アメリカらしい「ピザ」が食べられること。1枚で2~3人分あり、ビールとともに味わうのが定番とか。他にも、売店でアメリカのお菓子やドリンクなども販売されている。
日帰りで行くとなると、入場までの1~2時間待ちは覚悟。また、全国各地から岩国基地へ早朝に着くツアーバスがおすすめで、一般入場とは別の、しかも滑走路に近いゲートから入場できる。
海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー2025
(Written by AS)

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