指先で使うから疲れにくい?! 超薄型マウス『トラベルマウスZ1668』製品レビュー
OTASが発売した超薄型マウス『トラベルマウスZ1668』をお借りしました。新製品記事「超薄型10mm! 指先だけで操作できるエルゴノミクスデザイン『トラベルマウスZ1668』」でご紹介しているように、「指先だけで操作できる」「新感覚エルゴノミクスデザイン」が特徴の製品。実際の使用感はどのようなものなのでしょうか。
・マッチ箱より小さいトラベルサイズ
箱を開けて実物を見ると、思ったよりはるかに小さい印象。W45×D67×H10mmと、マッチ箱をさらに薄くしたぐらいのコンパクトさです。ポケットに入れてもジャマにならないので、いつでもどこでも持ち歩いて使えます。
USBケーブルを本体側面に巻きつけて、コネクタを本体裏側のスロットにはめ込める構造。スッキリと収納することができます。
・指3本だけで操作可能
ケーブルを引っ張り出して、実際に使ってみましょう。薄型のコネクタをパソコン(PC)のUSBポートに挿入すると、自動でドライバがインストールされてすぐに使用可能になります。
イボイボのグリップがついたくぼみが左右のマウスボタン。ここに人差し指と中指を置いて操作します。通常の操作なら、手を机の上に置いて2本の指先を動かすだけで操作できます。なにせ厚さ10mmなので、何かを手に持って操作する感覚は皆無。クリック操作はボタンに置いた指を軽く押し込むぐらいで、手や指先にほとんどストレスを感じさせません。
マウスホイールは手前側の側面にあるため、人差し指と中指でマウスを押さえた状態に加えて、親指をスライドさせてホイールを操作します。合計3本の指だけで操作できる!これは今までのマウスとは異なる使用感です。ホイールは両側についているので、左利きのユーザーにも対応するのがポイント。OSのコントロールパネルで左右のボタンを入れ替える設定ができるので、まったく同じ使用感で左手でも使えるのです。
・サブのマウスとして上々の使用感
もうひとつの特徴である「新感覚エルゴノミクス」ですが、確かに手を平らに机に置いたのと近い状態で使用できるので、疲れにくい設計になっているとはいえます。
コンパクトなマウスでは一般に、手を載せて使えるフルサイズのマウスと比べて、どうしても手のひらを少し浮かせて使うことになるため、長時間の使用では手が疲れるという欠点がありました。
ここは手の大きさや好みに依存すると思うのですが、『トラベルマウスZ1668』を筆者が使った印象では、ホイールを多用すると手のひらの中心を浮かせた状態で使うことになるため、長時間の使用では若干、手の疲れを感じました。
とはいえ、ホイールをあまり使わなければ、ノートPCのタッチパッドよりずっと快適に使えることは事実。コンパクトにマウスを持ち歩きたいユーザーが、外出先で使うサブのマウスとしては活躍すること間違いなしです。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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