【そういや流行ったシリーズ】O-Zone『恋のマイアヒ』は日本で1年遅れの大ヒット

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思い返せば「そういや流行ったねぇ~」と思うアレやコレやソレをお伝えする『そういや流行ったシリーズ』。今回は東ヨーロッパ・ルーマニアの人気グループO-Zoneが歌う『恋のマイアヒ』をお伝えします。そもそも『恋のマイアヒ』とはどんな曲なのかと申しますと、そのタイトルを知らなくても「マイアヒ~♪」という歌声とリズムは今も強く脳裏に残っているのではないでしょうか? この曲は「インターネットもやらないし音楽も演歌しか聴かない」というオジサンでさえ口ずさんでしまうほど流行しました。そう、あの曲です。

O-Zoneの『恋のマイアヒ』はそのリズムや歌唱力が人気のもとではありますが、ルーマニア語で歌っているにも関わらず、日本では「なんかコレ、日本語に聞こえない?」ということで日本語の歌詞を勝手につけてしまったところから人気が出始めました。日本語の歌詞とはいえ、ルーマニア語に対して「よく聞けばこう聞こえる」という日本語を強引につけただけですので、O-Zoneはルーマニア語のまま歌っています。強引につけたとはいえ、すっごくピッタリの歌詞です!

もともとO-Zoneはヨーロッパ各地で『恋のマイアヒ』をヒットさせていたので、日本がブレイクの “さきがけ” となったわけではありません。『恋のマイアヒ』は当時28歳だった実力派女性歌手Haiducii(ハドッチ)がカバーするなど多彩な展開方法で音楽業界に新しいウェーブを巻き起こし、ルーマニア、イタリア、スペイン、ポルトガルなどで人気を博しました。そして、じょじょにその人気の幅を広げていったのです。『恋のマイアヒ』が世に出たのは2003年のことですので、2004~2005年にかけて大ヒットとなった日本では、登場からおよそ1~2年遅れのヒットとなりました。

今もたまに思い出してはついつい歌ってしまう『恋のマイアヒ』。眠っているCDを掘り起こしたり、『iTunes』からダウンロードしたりなどしてもう一度聴いてみてはいがでしょうか? シンプルなリズムなのに何度聴いても決して飽きない『恋のマイアヒ』。そんなヒット曲を日本でもブレイクさせたO-Zoneは、ふたたび何かしらのヒット曲をかえて日本にやってくるのでしょうか? ぜひとも、また一発当てて欲しいものですね!

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