機動戦士ガンダムジークアクスのエンディングは「物語終了後の場面」か / ハマーンとララァが到達できなかった幸せ

人気アニメーション作品「機動戦士ガンダム ジークアクス」(機動戦士Gundam GQuuuuuuX)のエンディングがテレビ放送され、多くのファンが歓喜している。劇場版では観ることができなかったエンディングだけに、新たな描写の公開はファンにとってご褒美となっている。
機動戦士ガンダムジークアクスのエンディングシーンを考察
そんなエンディングシーンに関して、著しく偏ったマニアが考察していく。マチュがハマーン、ニャアンがララァの生まれ変わり(もしくはパラレルワールドの同一人物)という仮定を前提として考察していく。あくまで考察である。
マチュとニャアンは同居していると考えるのが妥当
エンディングシーンは、マチュとニャアンがひとつの部屋で共同生活をしているかのような描写であり、一緒に趣味を楽しみ、一緒に食事を楽しみ、一緒に就寝していることから、同居していると考えるのが妥当だ。
すべてのモヤモヤから解き放たれ好きなように生きられるようになったシーン
マチュとニャアンは、本編では見せない「幸せそうな表情」をしており、特にエンディング終盤では満面の笑みを披露している。これは、彼女たちが抱えていたモヤモヤ、悩み、呪縛からの解放を意味し、彼女たちが幸せな状況にあることを意味している。よって、このエンディングシーンは「物語終了後のシーン」「地球で幸せに暮らしているシーン」である可能性が高い。そう、すべてのモヤモヤから解き放たれ、好きなように生きられるようになったシーンといえるのだ。
ハマーンとララァがパラレル的世界では幸せな生活を得た
また、彼女たちの笑顔は、過去作品の登場人物であるハマーンとララァにも関係してくると考える。ハマーンは21歳、ララァは17歳で他界したとの情報がある。そのふたりは、決して幸せな状況で命を落としたとは言えない。苦悩、苦悩、苦悩のなか、突如として命を落としたといえる。
このハマーンとララァの不幸な人生が、マチュとニャアンの幸せそうな描写とリンクする。ハマーンとララァがマチュとニャアンと同一人物ならば「不幸ともいえる状況で命を落としたハマーンとララァがパラレル的世界では幸せな生活を得た」ともいえるのだ。
違うかもしれない
子どもたち、若者たちが、戦いから解放され、当然あるべき自由と愛を得て生きていく。そんな「当然あるべき自由と愛」を得られなかったハマーンとララァ。
そのふたりが、この機動戦士ガンダムジークアクスの世界線では幸せを得た。救いようがない不幸なハマーンとララァが救われる物語。機動戦士ガンダムジークアクスは、そんな物語なのかもしれない。違うかもしれない。
<機動戦士ガンダムジークアクス・エンディング考察>
マチュはハマーン
ニャアンはララァ
エンディングは物語終了後のシーン
ハマーンとララァの不幸がパラレル的世界で救われる物語
幸せとはいえなかったアムロやシャアも救われる展開
ファーストキャラが救われる物語 / 誰も不幸にならない世界
©創通・サンライズ
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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