『ヤフオク』じゃなくて『ヤスオク』登場! ネットでは不信感も

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日本最大のインターネットオークションサイトといえば『Yahoo!オークション』(以下、ヤフオク)だが、新たなインターネットオークションサイトが誕生した。その名を『ヤスオク』といい、タイトルが『ヤフオク』に似ているが特殊な入札形式で注目を集めつつある。

『ヤスオク』は会員登録は無料なものの、入札するごとに75円相当のポイントを1ポイントを支払わなくてはならない。そのポイントは『ヤスオク』内でコインと呼ばれており、あらかじめ入札前にクレジットカード等でコインを購入しておく必要がある。コインは13コイン(975円)から購入でき、300コイン(22500円)まで一度にまとめ買いできる。

入札ごとに1コイン必要になるため、『ヤフオク』のように「落札できなかったら無料」ということにはならない。落札してもしなくても入札した回数分、コインを支払うことになる。すでに説明しているように入札した回数ごとに支払うので、同じ商品でも5回入札を繰り返せば5コイン必要となり、375円かかることになる。

何の得もないように思えるこの『ヤスオク』だが、本来ならば数万円するパソコンモニターが1000円以下で落札されるなど、低額商品が豊富に存在するのがウリとなっている。入札ごとにコインを使用するのでひやかし入札が少ないこと、出品者やその仲間内での入札金額つり上げなどの不正行為がしにくいことが、低額で落札できる理由のようだ。また、この『ヤスオク』に出品されている商品はすべて運営会社の株式会社ヤスオクが提供しているもので、一般人が出品できないようである。

しかし、『ヤスオク』に対して不信感の声があがっているのも事実だ。インターネット掲示板『2ちゃんねる』では、『ヤフオクじゃないよ、ヤスオクだ! WiiやPS3が平均64%OFFの怪しさ満点オークション!』というスレッド(掲示板)が作られなどして、「運営側がサクラを使って値段をつり上げているのでは?」という声があがっているのである。

確かに、運営側なら無尽蔵にコインを使えるうえ、損しそうな価格での落札を防ぐことができる。損をする価格で落札されそうになったら、運営側で落札してしまえば損はしないし、入札で張り合った分だけ一般会員にコインを使わせることができる。しかし、現状では株式会社ヤスオクは「やらせ、サクラはない」としているため、それを信じるしかないようだ(一般会員は運営側が落札に絡んでいるかどうか知るすべがない)。

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