寒風の旅人・モンゴル~北朝鮮 第十夜【ユーラシアンナイト】

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壮大なユーラシア大陸をめぐる旅。一度はしてみたい遠くて大きな旅路……。『ユーラシアンナイト』は、モンゴルから北朝鮮へと向かう旅を数回の連載でお伝えする、動画をメインとするドキュメンタリー記事である。

今回の『ユーラシアンナイト』は “寒風の旅人・モンゴル~北朝鮮” の第十夜として、モンゴル国境から北京へ向かうバスのようすをお伝えする。ちなみに動画は、ハイビジョン映像でもお楽しみいただける(前回まではこちら: 第一夜 / 第二夜 / 第三夜 / 第四夜 / 第五夜 / 第六夜 / 第七夜 / 第八夜 / 第九夜 )。また、この記事は英字ニュースサイト『NEWS MILEAGE CX21.cc』の協力により当編集部が取材し、制作・掲載している。

北朝鮮と中国の国境のなかでも、もっとも開放的であり、そして観光客が多いのが丹東市だ。韓国から直接、丹東市にフェリーで行くこともできるが、北京から新幹線に乗って瀋陽を経由し、バスに乗り換えて訪れるのがポピュラーだ。

丹東市は北朝鮮国境にあるとはいえ、経済が北朝鮮の影響を受けているということはない。繁華街もあるし、多くの中国人が住んでいる。とはいえ、北朝鮮系のレストランが多く、韓国からの観光客が多く訪れる街でもある。特に韓国系の焼き肉レストランや、韓国系のカラオケボックスが多い。そう、中国でありながら、チマチョゴリの看板が目立つ年なのだ。

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