ドラえもんにどらやきを発射!『どらやきパクパクゲーム10』で遊んでみた
エポック社より9月19日に発売予定の『どらやきパクパクゲーム10』をお借りしました。ドラえもんの大好物といえば“どらやき”ですよね? 『どらやきパクパクゲーム10』は、回転しながらパクパク開けたり閉じたりするドラえもんの口めがけて、どらやきを飛ばして食べさせるアクションゲームなんです。それでは、ドラえもんの口にどらやきを投げ込んでみましょう。
・セット内容
セット内容は、盤面、ドラえもん本体、どらやき玉(赤、黄、青、ピンク、各10個)、ゲームシート(2枚、両面あり)、と取り扱い説明書です。2枚のゲームシートは両面使うことができ、A~D面全部で10通りの遊び方があります。組み立ては簡単ですが、ドラえもんの頭を本体にはめ込むときはグッと力を入れて押し込む必要があります。
・まずは『どらやきパクパクゲーム』から
まずはオーソドックスに『どらやきパクパクゲーム』からトライ。スイッチを入れるとドラえもんの口がパクパクと開いたり閉じたりしながら回転するので、タイミングを見計らってどらやき玉を打ち出します。プレイ人数は2~4人、それぞれ5個ずつのどらやき玉を持ち、一番最初に5個全部をドラえもんの口に入れた人が勝ちです。レバーの端っこのあたりを指で押さえて強めにはじくのがコツで、つかめてくるとかなり高確率で入れられました。
速度は「ふつう」と「はやい」の2段階。「はやい」にセットすると『エキサイトパクパクゲーム』に早変わりします。ルールは『どらやきパクパクゲーム』と同じですが、かなりのスピードで口を開閉させて回転するドラえもんにどらやき玉を入れるのは至難のワザ。どらやき玉がうまく飛んでも、ドラえもんの口の開くタイミングに合わないとはじき飛ばされてしまいます。ちなみに、反射神経が未発達あるいは劣化している記者には歯が立ちませんでした。すみません。
『エキサイトパクパクゲーム』が、“やるかやられるか”的な渋い大人の遊び方だとしたら、お子さまと一緒にまったり楽しめるのが『かんたんパクパクゲーム』です。ドラえもんの口を開けたままにセットして「ふつう」スピードで回転させるのでかんたんに入れられます。また、どらやき玉が落ちた場所によって得点を競う『どらやきとくてんゲーム』は、ドラえもんの口に入らなくても得点できるのでさらに小さな子どもにも参加しやすいと思います。
・ボードゲームとしても遊べる
『どらやきパクパクゲーム10』の遊び方は全部で10通り。ドラえもんの頭を本体から外してルーレット盤として使い、どらやき玉を発射して出た目に従ってすごろくする『ひみつどうぐすごろく』や、ドラえもんの口のなかにどらやき玉をいっぱいに入れて回転させ、手をはさまれないようにどらやき玉を抜き取る『ドキドキどらやき取りゲーム』などのような応用編もあります。
さらに、碁盤の目が描かれたゲームシートでは、『オセロ』のようにどらやき玉をひっくり返していく『リバーシゲーム』や、トランプの神経衰弱のようにどらやき玉の色のペアをとりあう『いろあわせゲーム』、ひとりでも楽しめる『どらやきソリティア』など、ボードゲームとして使うことも可能です。
・一家に一台『ドラえもん』
大きな箱からゲームをごそごそと取り出す感じ、子供の頃のワクワクした気持ちを思い出してちょっと切なくなりました。あれこれ考えずにひたすらどらやき玉を飛ばしあうというシンプルな遊び方が、妙に心なごむんですよね。
今年は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』放映30周年を記念するイベントが盛り上がっていましたが、実はテレビアニメ『ドラえもん』も放映30周年目。さらに、2010年には映画『ドラえもん』30周年、2011年には『藤子・不二雄ミュージアム(仮)』オープン(予定)、そして2012年にはドラえもんの誕生日(2112年9月3日)まで100年に迫る! などなど、ドラえもんを記念する行事が目白押しです。
なにかと話題になる機会が多いドラえもんをモチーフにしたゲームなら、親子で団らんのひととき、そして急な来客(特に子連れ)にも重宝しそうです。ちゃぶ台を囲みながら「ドラえもんってテレビ放映30周年なんだって」「へぇー」なんて会話ができるのもいいですね。一家に一台いかがでしょうか? メーカー小売価格は3129円(税込み)です。
■関連記事
21世紀のノビ太くんへ“未来デパート”から届く『Myドラえもん』ロボット
“地球儀+地図帳+図鑑+ゲーム”の知育ガジェット『TV地球儀』製品レビュー
『ジョジョの奇妙な冒険』が花札になった! 限定受注生産で発売
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。