21世紀のノビ太くんへ“未来デパート”から届く『Myドラえもん』ロボット

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大人になったノビ太くんが、“未来デパート”から届いた小包を開けると小さなドラえもんが入っていた――2009年の9月3日、ドラえもんの誕生日に21世紀型コミュニケーションロボット『Myドラえもん』がバンダイより発売されます。今年は『ドラえもん』のアニメ放送30周年、子どもの頃に「ドラえもんがいたらいいのになぁ」と憧れていた大人たち、そして今も夢見ている子どもたちに夢のプレゼントです。

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『Myドラえもん』は高さ16.5cmで、机の上に置ける小型サイズ。本体には、赤外線、近接センサ、光センサ、音響センサ、温度センサが7ヶ所に搭載されており、各センサを複合して情報解析を行う“ニューラルネットワーク”を応用した技術により、ドラえもんの顔がユーザーの方向を向いておしゃべりしたり、おしゃべりに合わせたリアクションをします。

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目の部分には、玩具では初となるペーパー液晶を搭載。喜怒哀楽を豊かに表現し、おしゃべりに合った目の表情を作り、音声認識を使わないバンダイ独自開発のシステム“スキット”は、よりおしゃべりをスムーズにするため、本当にドラえもんとおしゃべりをしている感覚を楽しむことができます。

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たとえば、部屋が暗くなったら「おやすみ」、午後3時になると「おやつの時間だよ」、温度センサで置かれている場所が暑いときは「あれれ、この部屋暑いと思わない?」、寒いときは「寒いね、僕はネコ型ロボットだから寒いのが苦手なんだ」など、いかにもドラえもんらしい言葉を話してくれます。また、話しかけると「最近無理しすぎじゃない? 無理しすぎないで自分の力でやれることをやればいいんだよ」と励ましてくれることも。セリフの数は1300以上、かなりいろんなおしゃべりが楽しめそうですね。

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商品パッケージは、ドラえもんがひみつ道具を買う“未来デパート”の小包をイメージしてデザインされています。また、バンダイが研究開発したロボットの歴史をまとめた『バンダイロボット研究書』が同梱されており、ロボットに対する関心を高めることで「未来に技術を残していきたい」そうです。

このほか、『しっぽスイッチ』を引くとアニメと同じように機能が停止したり、四次元ポケットを開けるとひみつ道具登場時の音が流れたり、アニメの世界そのままのドラえもんを感じることができます。30代前後の大人をターゲットに、希望小売価格3万1500円で販売されます。お値段はちょっと高めですが、こんなロボットが机の上にあったらいいなぁ(このニュースの元記事はこちら)。
 
『Myどらえもん』ホームページ
http://www.roboken.channel.or.jp/mydora/
(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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