伊集院光「マリオに40点満点は疑問」と大胆発言!
週刊ファミ通は日本を代表するゲーム情報雑誌だ。特に人気のコーナーがクロスレビューというゲーム批評のページ。4人の批評家がゲームをプレイして1~10点の得点をつける。点数が低いほど「もっと頑張ってほしいゲーム」であり、点数が高いほど「オススメできるゲーム」となる。
ここ数年は「点数に関してメーカーと癒着があるんじゃないの?」や「大手メーカーには良い点数をつけている」という噂が流れているが、真相は謎のままである。なかには「点数を現金で買うことができる」という噂まであるが、さすがにそれは信じたくない噂である。
そんなクロスレビューの点数に関して、またもや騒動が発生している。タレントでありゲーマーでもある伊集院光さんが、インターネットのコミュニケーションサービス『Twitter』(ツイッター)で「ビビらずに言いますが、マリオ、面白いは面白いですけど40点満点は、ものすごくハテナですよ。個人的には」と、『NweスーパーマリオWii』の評価点数に対して疑問符がつく発言をしたのである。ここ最近40点満点のゲームソフトに関して一般のユーザーからも不信感の声があがっているだけに、物議をかもしそうな発言だ。
あまりクロスレビューを知らない人たちに40点満点のすごさを解説しよう。すでに説明しているようにクロスレビューでは4人の批評家が1人につき10点を上限としてゲームに点数をつけている。けっこう厳しく点数をつけている批評家もいれば、ユルく優しい批評家もいる。アクションゲームが好きな人もいるし、RPGが好きな人もいる。つまり、さまざまな趣味趣向の批評家たちがいるなか、4人全員が10点をつけた場合のみ、合計40点満点になるわけである。
過去は1年に1~2本の40点満点のゲームがあればよいほうだったが、ここ最近は1年間にけっこう多くのゲームが40点満点を得るようになってきた。そのことに対してゲームユーザーたちは不信に思っているのも事実で、かなりディープなゲームユーザーである伊集院さんまでもが不信感をあらわにしたわけだ。
このことはゲーム情報ブログ『はちま起稿』にも取り上げられ、「大丈夫! デモンズソウル7/9/6/7のファミ通だよ!」と管理人が皮肉コメントを書いている(全世界で絶賛されている『デモンズソウル』に対して低評価をした批評家たちに対する皮肉)。ここ最近のクロスレビューの点数の不正確さは否めず、そんな皮肉を言いたくなるのも理解できる。
しかし、週刊ファミ通のお得意さまであるジャレコのゲーム『黄金の絆』は広告費をたくさん払ったのにクロスレビューの点数が4点という散々な結果だったこともあり、お金では点数が買えないのは確かなようだ。ということは、大手メーカーには有利な点数をつけるなどの “思惑” が点数に含まれているのだろうか? 謎のままである。
写真: はちま起稿
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