オランダのゲームショップではXboxとWiiが強し! PSP goは見当たらず

amsgame1

前回はドイツのゲームショップをお伝えしたが、今回はオランダのゲームショップを取材して日本との違いや傾向をチェックしてみたぞ! 今回拝見させていただいたのは、オランダ・アムステルダムのゲームショップ『GAME MANIA』だ。店内には等身大のゲームキャラクターのオブジェが展示されており、お客さんも多くかなり賑わっていた。クリスマスシーズンなのか、けっこうゲームを購入していく人が多く、次々にゲームソフトや周辺機器が売れていた。

店内にはパソコンゲーム、Wii、PS3、Xbox360、PSP、ニンテンドーDS、そしてXboxやゲームキューブまで売られていた。特にXboxはWiiと同じくらいスペースを確保して売られており、さすがに一世代前のゲームとあって価格は4~10ユーロだったが、大きくスペースを取ってまで展示しているということは、コンスタントに売れているということだ。また、店の中央部分、つまりけっこう目立つゾーンにゲームキューブのゲームソフトが並んでおり、Xboxほどではないにしても、いまだ売れ続けているゲームソフトのようである。丁寧にゲーム作りをしていることで定評のある任天堂は、ヨーロッパでも人気があるようだ。ちなみに、PS3とWiiは同じくらいのスペースを確保していた。

game6

そんななか、いちばん大きなスペースを取っているのは、ドイツと同様、やはりXbox360だった。もはやヨーロッパでは揺ぎない存在なのだろうか? そして何よりもビックリしたのは、PSP goの姿がまったく見えなかったことである。いったいどこに行ってしまったのか……。数年前のハードが並んでいるのに、最新のハードがないなんて、ちょっと信じられない光景である(まあ、PSP goの評判を考えればありえなくもない事態だが)。

game31

とはいえ、PSPgoは行方不明でもPSPのソフトは売れているようで、けっこう新作ゲームが陳列されていた。やっぱり現物のソフトウェアがないと不便なのだろうか? ちなみに、『GAME MANIA』店舗内にゲーム攻略本やゲーム雑誌専用のコーナーが設けられており、そこそこ多くの人たちが本を購入していた。ゲーム情報は本から! という人が多いようである。『スーパーマリオブラザーズWii』の攻略本は雑誌サイズで見やすく、ちょっとカッコいいデザインだった。欧米のゲーム雑誌にはダサさがなく、マニアック臭がしないのはナゼだろうか?

amsgame2

ちなみに、このゲームショップではドイツのように日本から輸入したゲームソフト(つまり日本版ゲームソフト)を販売していなかった。しかし、日本から仕入れたと思われるゲームキャラクターのフィギュアが完成品の状態で販売されており、日本円にして1万円以上の価格がついているものもあった。どうやら、オランダにもOTAKUがいるようである。日本文化が浸透しつつあると思うと、チョット嬉しいものだ。

game8

■最近の注目記事
ドイツのゲームショップに突撃取材! やっぱりXbox360が最強なの?
オランダのゲームショップではXboxとWiiが強し! PSP goは見当たらず
デンマークのマクドナルドのハンバーガーはパウンダーよりデカい
【世界の朝マックから】スウェーデン・ストックホルムの朝マック
常識をくつがえすタモリ流の “豚生姜焼き” を実際に作ってみた!

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. オランダのゲームショップではXboxとWiiが強し! PSP goは見当たらず
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。