『銀魂』小栗旬×福田雄一で実写映画化! 原作者・空知先生「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」

映画『銀魂』:主演

『銀魂』が主演・小栗旬、監督・福田雄一でまさかの実写映画化! 2017年の公開を予定し、今年7月から撮影がスタートするとのこと。

『銀魂』は2004年より連載が開始し、単行本発行部数累計5,000万部を超える、週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ天下無敵の痛快エンターテイメントは、これまで2度の劇場版アニメが公開されています。

銀魂1巻

主人公は、万事屋の坂田銀時。天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍。決める所はビシッと決めるそのギャップに、男性のみならず、多くの女性ファンも獲得しています。

この銀さんを演じるのが、今年で映画デビュー15周年を迎え、主演映画の『ルパン三世』(2014)、そして、『信長協奏曲』(2016)と、主演映画の大ヒットを連発する日本映画界のトップ俳優・小栗旬。自身、銀魂ファンであり、また27巻には、「小栗旬之介」という小栗旬のパロディキャラも登場しているのでチェックしてみて。

 脚本・監督を務めるのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズ、『HK 変態仮面』、「アオイホノオ」などで高い評価を受ける福田雄一さん。実写化されるストーリーや他のキャスティングについてはまだ解禁されていませんが、色々な意味で話題を呼ぶ事は必至。原作者の空知先生、福田監督のコメントは以下のとおり。

【空知英秋コメント】
「ジャンプ」でやってる「幕末」の「侍」ものというキーワードで『るろうに剣心』並みの大作漫画と勘違いした、こんな豪華なスタッフとキャストが集まってくれました。
メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になりますが、
福田監督は「勇者ヨシヒコ」でコスプレ感丸出しながらもそんなのお構いなしで物語に引き込み爆笑させてしまう剛腕振りを見た時から、嫉妬からこのオッさん死んで欲しいなと思っていたし、小栗くんもクローズがカッコ良かったんで、漫画に無断で登場させた時から訴えられるんじゃないかとドキドキしていたし、以前テレビで小栗くんの本棚が映った際に銀魂を1巻で切っているのを見た時から鈴蘭に乗り込まなきゃいけないと思っていたので、二つの邪魔な才能を抹殺するにはいい機会だと思っております。
漫画の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。という事なので皆さん。わざわざ沈む船に乗り込んだ「現代」の「侍」達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ。

【福田雄一コメント】 
空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です。 たくさんのファンの方に支持されている原作です。
原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました。 空知先生にお会いした時に「福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!」と言われたのですが、銀魂ともなると、残念ながら?たくさんの予算を頂けました。この予算、たくさん笑えて感動出来る銀魂のために使い切りたいと思います。

映画『銀魂』2017年公開予定
脚本/監督:福田雄一
主演:小栗旬
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
製作:「銀魂」製作委員会 制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画  (C)空知英秋/集英社 ©2017「銀魂」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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