【総集編】2025年1月に記者が実際に食べて美味しかった厳選グルメ16選

記者が2025年1月に食べて美味しかったグルメを厳選し、総集編としてお伝えしたいと思う。当然ながら、記者本人が実際に食べた料理であり、飲食店や関係者に忖度もしていない。読者が食材を用意できるものであれば、記者が自炊した料理・レシピも含む。

1. シェイクシャックのチーズドッグ

シェイクシャックでホットドッグ食べてほしい。シェイクシャックのホットドッグはいいぞ。シェイクシャックのホットドッグ、かなり考えて作られている逸品なのだ。

パンがケチャップとマスタードの受け止め役として最強レベルで良き。ケチャップとマスタードは多ければ多いほど良い。「ちょっとかけすぎかな?」と思うくらいかけてイイ。それくらいがちょうどいい。大丈夫、パンがすべて受け止めてくれるから、かければかけただけ、パンの美味しさが際立つ。

2. 松屋の水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~

松屋の水煮牛肉は「本場の味そのもの」と断言したい。松屋の水煮牛肉が四川の飲食店で出されたとしても、現地人が満足できる味に仕上がっているはず。

もちろん、客の立場では計り知れない松屋の努力によって生み出された「松屋だけの味」なのは間違いないが、食べて「本場の味そのもの」と感じたのは紛れもない事実。そして四川省・成都で食べた数々の魅惑的な激辛料理を思い出したのであった。

3. ノンフライヤーで加熱したフェア ル ポントのクロワッサン食パン

小さなパン屋さん「フェア ル ポント」(東京都千代田区鍛冶町2-8-12)のクロワッサン食パンが唯一無二のおいしさだと聞いて、実際に買いに行き、ノンフライヤーで加熱してから食べたのだが、いやー、まいった。う、ま、す、ぎ、るッ!

クロワッサン食パンの表面は厚めのクロワッサン生地に包まれていて、内部はフワッフワ。ナイフで切るよりも、手でちぎってから焼いたほうが、断面がイイ感じにキツネ色になって、食感も楽しくなるし良い気がした。この食パンは本当の意味で唯一無二と言えるかもしれない。ちなみにフライドポテトはお腹が空いたのでプラスしただけであり、クロワッサン食パンとは無関係である(笑)。

4. さんせりて風チャーハン

チャーシューを角切りにし、長ネギは少し大きめにみじん切り。油を敷いたフライパンに溶き卵を流し入れ、半熟くらいでご飯を投入し、混ぜつつ2~3分炒める。そこに胡麻油と長ネギ、チャーシューを入れて炒め、醤油と酒を混ぜた液体、塩、胡椒でをかけて炒めて完成。

塩分が少なめに思えるが、チャーシュー由来の塩味と旨味、醤油の香ばしさが「おいしさ」を牽引してくれるため、実に満足度が高いチャーハンに仕上がる。ネギをやや大き目にカットしたため、シャキッとした食感も感じられて心地よい。

5. 山頭火のチャーシューを使用したチャーハン

山頭火のチャーシュー自体が美味なのは言うまでもないが、このチャーシューを炒めるとあふれ出る肉汁とタレの塩味と旨味が米粒に浸透。「ただ山頭火のチャーシューを入れるだけ」で、激ウマなチャーハンに仕上がる。

塩や旨味調味料は少なめで問題ない。なぜなら、山頭火のチャーシューから塩味も旨味もじゅうぶんにあふれ出るから。また、チャーシュー自体も極めて美味で、食べると濃密濃厚な旨味が溢れて良い。

6. らーめん526のラーメン(ニンニクアブラマシマシ)

超超超超、超平太麺を使用したラーメン二郎インスパイアなラーメンが堪能できる。実際にラーメンをオーダーし、麺をサルベージすれば、目視で「どれだけ超超超超平太麺なのか」を確認できる。うどんよりも平太麺。それでいて、ゴワゴワの強いコシが楽しめる極まった麺。

たっぷりと濃密濃厚なスープを吸いこみ、アブラを纏った麺が、極まったゴワゴワ食感とともに味覚を魅了する。確かにこれ、唯一無二のラーメン二郎インスパイアなラーメンだ。

7. 能登名物「ひっぱり餅」

あまりにも食感が心地よすぎるモチモチ度。そしてほど良く上品な甘味。極めてバランスが良い和菓子なのだ。毎日8個食べても飽きないほどウマイ。

切れ目を作ってそのまま食べるため、包装紙の内部の容器は目視で確認する機会は少ないが、今回は内部がどうなっているのかわかりやすくお伝えするため、容器に入った餅も撮影した。

8. ラーメン珉珉の塩半々薬味多め麺硬めパーコー別皿

今回オーダーしたのは「塩半々薬味多め麺硬めパーコー別皿餃子」。つまり塩ラーメン+チャーシュー+別皿パーコー+薬味多め+麺硬め+餃子。目の前にやってきたラーメン。ビジュアル的魅力のキャパいことよ! 油膜が極厚のスープに散りばめられた薬味がガチでチョベリ宝石箱。てぇてさ炸裂の目視パワー。界隈もザワつく有無を言わせない圧に圧倒。

ズアッ! っと麺をサルベージすれば、テッカテカの油膜由来オイルがオイリーにオイル肌に仕上げてくれてマジオイルショック訪れてバミる。少なくとも2回バミる。感極まってテンパリからの自己確認のためバミる。二度見する。風の便りの速さでバミる。よし、椅子に座っ㌦。

9. ラーメンニキ新橋の特上醤油ラーメン

目の前にやってきた特上醤油ラーメンは極めて美しいビジュアル。彩り豊かな食材が丼を鮮やかに染める。主役級の主人公たちが、ひとつのポイントで交差する物語とでもいうべきか。

スープに浸る具はそのままでもキャパい旨さを放ち、ひとつひとつが組み合わさることでケミストリー発生。旨味の調和、ここに極まる。気がつけばスープを完飲していたのだった……。

10. ノンフライヤーで加熱したマクドナルドのマックフライポテト

ノンフライヤーなら、冷めたマックフライポテトをボックスに入れて、あとは加熱ボタンを押すだけ。3分待って、ボックスを取り出す。その中には、さっきよりもキツネ色に染まったマックフライポテトが! シュワ~ッと油の音が聞こえてくる。熱気も伝わってくるほどのアツアツっぷり。これは期待できる。きっとウマいに違いない。

さっそくボックスからマックフライポテトを取り出して食べてみると……。ウホッ♪ うンまい! マクドナルドの揚げたて状態とまではいかないが、再加熱が難しいマックフライポテトにおいて「再加熱の最適解はノンフライヤーなのではないか?」と思えるほど上出来。

11. ショーグンバーガーのトリプルチーズバーガー

あまりにもジューシーなので、バーガーラップに包んで食べる。ナイフで切りつつ食べても良さそうだが、やっぱり、ガッツリと、ガブリと、かじりついて食べたい。それがバーガーに対する流儀、礼儀、行儀。……と勝手に思っている。異論は認めまくり。

ウホッ♪ 凄まじく自己主張が激しい塩味と猛烈に濃い旨味が「ガツーン!」と味覚を猛打。これはスゴイなあ。最初のひとくちからノックアウトされる。食いしん坊は間違いなく大好きになる味だろう。

12. 清井商店の沖縄そば

ズズッとすする。うまい、うますぎる。麺はかなりコシが強い気がする。汁は旨味先行型で、あとから微細な塩気が味覚を訪れる。出汁で勝負している感ある。汁と麺との相性バツグン。巨大な炙りソーキは赤身とコラーゲン的な部位が半々な印象。

途中からコーレーグスを汁に注いで、レンゲで生トマトと汁をすくってススる。うまい、うますぎる。沖縄そばの汁は生トマトをも生かすのか。たまらん。最後に残した味玉に唐辛子をふりかけ、紅生姜をのせて食べる。これもまた、実に汁にあう。

13. 貝呑のたらこのうま煮と貝ソテー

立ち飲みもできる居酒屋「貝呑」(東京都千代田区鍛冶町1-7-1)は、パンと赤ワインがおいしく飲める名店だと信じて疑わない。まずたらこのうま煮、これ、極めて旨味濃度が高いたらこに仕上がっており、水分も絶妙で、パンとあわせて食べつつ赤ワインを飲むと至高。赤ラインでパラパラと広がるたらこの粒子が、濃い旨味を放つのだ。

そして貝ソテーは、あらゆる貝をまとめてソテーにしてくれる良きもの。個数を伝えれば、良い感じに仕上げてくれる。そのソテーの汁をはんに染み込ませて食べると、これもまた贅沢で甘美なるうまさ。しかも立ち飲みなので安い。どれも赤ワインとマッチ。魚介には白ワインが良いのでは? という声もあろうが、赤ワインも良きなのだ。

14. 松屋のシュクメルリ鍋定食

シュクメルリ鍋定食(1100円)を食べてみた。定食なので、ライス、サラダ、味噌汁がついてくる。ギュンギュン味覚をパワフルに包み込むシュクメルリには、サラダがあるとベスト。コーンとキャベツの甘味がシュクメルリのニンニク的魅力を際立たせるし、味覚を休ませる役割もしてくれるからだ。

グツグツと加熱され、いつ食べてもアツアツ状態なのが嬉しい。コストだけでなく手間暇かけている感があって贅沢な気持ちになる。今回は、まずシュクメルリをそのまま食べてプレーンな状態を楽しみつつ、最終的にはライスに盛って食べ進めた。どう食べようと「松屋のシュクメルリだからこそのニンニク・塩味・コク」が楽しめるのがイイ。実にイイ。

15. 神棚の極厚な刺身とシメの麺

「神棚」(東京都新宿区舟町3-4 金谷店舗ビル2F)はコース料理とともに、好きなだけ日本酒を堪能できるお店。次々と目の前にやってくる料理はどれも秀逸なのだが、特に感動したのは刺身の鮮度と厚み。輝く刺身の数々は、食べると濃密な海の旨味が広がるだけでなく、まろやかで包容力のあるコクを残す。

シメに出される麺も極めて至高。ひとつひとつの料理が、小鉢までも秀逸すぎて、居酒屋なのか、麺屋なのか、すき焼き屋なのか、洋食店なのか、それともスイーツの名店なのか、ひとつの答えを導き出せない。料理人の極み。

16. イタリアンキッチンVANSANの生ハムのクリームパスタとアクアパッツァ

釜揚げシラスのペペロンチーノはシラスのせ放題、生ハムのクリームパスタは生ハムのせ放題で、どちらも客が「ストップ!」と言うまで乗せ続ける。生ハムがあまりにも多すぎてヤバイ。パスタ全体を覆えるくらい大量。そんな生ハムの海から純白のパスタをサルベージして食べる……。ウホッ♪ これはイイ! めちゃくちゃパスタがモッチモチ! ここまで弾力のあるモチモチ食感のパスタ、なかなかないッ! それでいて、塩気でゴリ押しせず、ソースの濃い旨味とコクの強さで勝負しているのも素晴らしい。

そして感動したのは、生ハムも塩味が程よく、生ハム単体だけで食べても、ガンガン食べ進められる美味しさなのだ! いいぞこれ。筆者のオススメのベストな楽しみ方は、残った生ハムをバケットにのせて、アクアパッツァの汁とともに食べ進めつつ、赤ワインでシメる。それを繰り返す。まさに至福の刻。

「赤ワインを生ハムとパンで食べる」ことはオイシイ行為

2025年1月は「赤ワインを生ハムとパンで食べる」ことに目覚め、そのおいしさを追求しようと誓ったのであった。多くの人たちが「赤ワインを生ハムとパンで食べる」ことがオイシイ行為であることは知っていると思うが、それを徹底的に追求したいと誓ったのだ。

なので、どこか赤ワインを生ハムとパンで食べることができる、良き店があればお教えいただけると幸いである。リッチな店を求めるわけではなく、センベロ大歓迎であり、コンビニグルメも良いし、おいしければなんでもアリ。

今後もおいしいグルメを探し求めて食べ歩きたい。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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