京都・宮津名物「黒ちくわ」手作り体験、天橋立の観光おすすめ
日本三景「天橋立」の地元、京都府北部の宮津市には、長年愛され続けている「黒ちくわ」が名物。地元民のソウルフードで、食卓に欠かせない食材である。
黒ちくわは、地元では学校給食にも登場するほど。スーパーや土産店にも、黒ちくわが多く並んでいる。
その黒ちくわを、誰でも手作りして味わえる体験ができる。ちなみに、青魚のやや黒っぽい色のすり身を多く使うため、「黒ちくわ」と呼ばれる。
場所は、天橋立が望める傘松公園のケーブルカー乗り場から歩いてすぐの土産店「松屋本店」だ。老若男女問わず誰でも手軽に約30分で体験できる。
黒ちくわの具材は、宮津湾近海で獲れる魚介類。松屋曰く、今回は「サバ、オキギス、カマス」であり、常時3種以上、時期や獲れ高、値段によって変わるという。
まず、具材をすり身にして丸くなった生地が目の前に置かれ、作り方などの説明を受ける。
作業中に服が汚れることもあり、汚れても良い服装がおすすめ(エプロンなども頼めば借りられるとのこと)
そして、生地に水を付けて竹の棒にくっつけていく。簡単なようで意外と難しい。水を皿に加え、形を整えていく。通常のちくわの形に加え、団子風にするのもおもしろい。
そして、ちくわを網で焼いてくれる。この間、傘松公園に行っても良いし、店内でのんびり待つこともできる。
こんがり焼きあがった黒ちくわ、その長さは約25cmもあり、食べ応え十分。焼き立てをその場で味わうもよし、持ち帰ってじっくり食べるのも可能だ。
「松屋本店」での黒ちくわ手作り体験は、1人1800円(ちくわ2本、指導料含む)
お土産にもなる、黒ちくわを自ら手作りする貴重な体験。天橋立の観光と合わせ、地元ならではの食体験を楽しんでみてはいかがだろうか。
松屋本店・えとせとら松屋
https://hashidate-matsuya.com/
黒ちくわ手づくり体験(天橋立観光協会)
https://www.amanohashidate.jp/taiken/kurochikuwa/
(Written by A. Shikama)
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