【香川県高松市】リアルタイム駐車場満空情報アプリ「どこ駐車ナビ高松」登場。利用可能な駐車場を一目で把握
エクスポリスは、高松市にリアルタイム駐車場満空情報アプリ「どこ駐車ナビ高松」を提供し、2月12(水)よりサービスを開始した。
このアプリケーションは、エクスポリスの川上真氏が中心となって開発に尽力しており、2月12日(水)の高松市長定例記者会見にてサービス開始が正式に紹介・発表されている。このアプリにより、高松市中心部の駐車場空き状況をスマートフォンから簡単に確認できるようになる。
現在利用可能な駐車場を一目で把握可能
「どこ駐車ナビ高松」は、高松市中心部の駐車場情報をリアルタイムに提供するWEBアプリケーション。ユーザーはスマートフォンやPCのブラウザから専用サイトにアクセスするだけで、アプリをインストールせずに利用することができる。
地図をスライドして目的地周辺の駐車場を検索し、アイコンをタップすることで各駐車場の満空状況や詳細情報を閲覧可能。複数駐車場の空き状況を比較し、現在利用可能な駐車場を一目で把握できるインターフェースを備えている。
中心市街地の交通渋滞の緩和にも
同アプリでは、高松市中心部の10箇所の主要駐車場(市営・県営7箇所、民間3箇所)の現在の空き状況を即座に確認可能だ。対象駐車場にはサンポート高松地下駐車場、中央駐車場、番町地下駐車場、丸亀町壱番街駐車場などが含まれ、合計収容台数は3,652台に上る。
各駐車場ごとの営業時間や料金、所在地に加え、入口の写真や過去の利用実績に基づく混雑予測グラフも表示される。リアルタイムな満空情報の更新により、ユーザーは複数駐車場の利用状況を比較し、空いている駐車場を容易に見つけることができる。
サービスの活用により、ドライバーは空きのある駐車場に円滑に誘導され、中心市街地の交通渋滞の緩和が期待される。また、公共交通機関の利用促進と併せて、自家用車利用者への適切な情報提供を行うことで、より効率的な駐車誘導に寄与する。
安全で快適なまちづくりに貢献
「どこ駐車ナビ高松」は高松市との協力のもとで開発さた。高松市が整備した地理空間データ基盤を活用し、市内中心部に点在する駐車場データを一元的に管理・提供している。対象駐車場には高松市や香川県が運営する公共駐車場に加え、一部の民間駐車場も含まれており、官民連携による幅広いカバー範囲を実現。これにより、市街地に訪れる人が利用できる駐車場情報を漏れなく提供し、市全体で駐車環境の最適化を図っている。
この取り組みは、高松市中心部の交通渋滞緩和と来街者の利便性向上を目的としている。特に新たな県立アリーナの開業や大型イベント開催により混雑が予想されるサンポート高松周辺エリアで、同アプリが駐車場の効率的な利用誘導に寄与することが期待されている。高松市とエクスポリスは、データに基づく駐車場利用の最適化を通じて、安全で快適なまちづくりに貢献していく。
他地域への展開も
またエクスポリスと高松市は、「どこ駐車ナビ高松」のさらなる機能強化とサービス向上に取り組んでいく。アプリで培った技術やノウハウを活かし、他地域への展開も視野に入れていく。地域ごとの課題に合わせて駐車場情報サービスをカスタマイズし、交通混雑や駐車場不足といった課題解決に貢献していく方針だという。
高松市を訪れる際は、高松市の駐車場満空情報をリアルタイムで提供する「どこ駐車ナビ高松」をチェックしてみては。
どこ駐車ナビ高松:https://parking.takamatsu-demand.com
エクスポリス:https://www.expolis.net
高松市長定例記者会見:https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shichoushitsu/hatsugen/teirei/index.files/teirei0212.html
(江崎貴子)
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