21サヴェージ、自身の楽曲にちなんだ若者の金融に関する知識を育む活動を開始
2019年2月27日、全米の10代の学生を対象に金融知力を育む場を提供する“Bank Account Campaign”(バンク・アカウント・キャンペーン)を発足したと21サヴェージが発表した。
「Bank Account」とは彼のヒット曲のタイトルで、銀行口座を意味する。曲名に使っているにもかかわらず、スターになるまでは自身も口座など金の管理に関する知識が乏しかったと彼は明かしており、この活動を通じてお金に関する知識を若い人たちに学んでほしいと声明で述べている。「財務管理がうまくなるにつれ、自分の金に支配されるのではなく、支配するのがいかに力を与えてくれるかということに気付かされた。自分と同じような境遇の子どもたちが、自分の金を賢く管理できるようになる手助けをしたい」と彼は意気込みを綴っている。
26歳のサヴェージは、非営利団体であるJumaとGet Schooledとタッグを組み、自身のヴィジョンを形にして恵まれない若者と支援するこの新たな取り組みに着手する。活動を通じ、若い人たちが悪質なクレジット・カード会社を回避し、高金利融資に手を出して多額の借金を抱え込む過ちを犯さないよう周知していく。
21サヴェージは2月上旬に不法滞在容疑で拘束され、解放された現在も今後の処遇について不透明な状態が続いている。だが彼は米ニューヨーク・タイムズ紙に対し、多くの地元の支援者と有能な弁護団の力を借りながら問題解決に向けて戦うと述べている。「防弾ガラスを防弾ベストの前に置くような感じだ」と彼は語っており、「俺はいいかげん立ち向かうつもりだ。すでにこのベストはどんな弾だって止められるけれど、たくさんの人が俺の前に(防弾)ガラスまで置きにきてくれる。これは止められない。俺たちは戦車になった。すでに軍隊だったけれど、今は戦車で乗り込んでいく」と米移民税関捜査局と争う姿勢だ。
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