高価な炊飯ジャーで炊くとやっぱり美味しいの? 115,500円の炊飯ジャーレビュー

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ご飯。いつも主役になることはないが、日本の食卓に必要不可欠な存在である。ありとあらゆるおかずの味を引き立たせる存在であり、美味しいご飯こそ、実は食事のメインといえるだろう。そんなご飯だが、皆さんはどんな炊飯ジャーを使用してご飯を炊いているだろうか?

ガジェット通信編集部の編集会議で炊飯ジャーについて談義したところ、「やっぱり高価な炊飯ジャーで炊いたらそれだけ美味しいんじゃない?」という派と「炊ければなんでも同じでしょ」という派に分かれた。ということで、三菱電機の115,500円もする高級炊飯ジャーNJ-WS10でご飯を炊き、本当に味が違うのかチェックしてみた。

味の違いをチェックするため、ガジェット通信編集長がいつも愛用している1500円でバザーで購入した炊飯ジャーも同時に使用し、味の違いをチェックしてみることになった。

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・炊飯時間
じっくりと丁寧に美味しさを引き出すせいなのか、炊飯時間は通常の炊飯ジャーよりも10~15分ほど多く時間がかかるようだ。編集長の炊飯ジャーは、NJ-WS10よりも15分ほど早く炊き上がった。よほど急いでいない限り、この15分の差は気にならない。急いで炊きたい場合は、時短炊飯も可能だ。

・炊き上がり
味だけに違いが出ると思っていたが、どうやら炊き上がりの状態から通常の炊飯ジャーとは違うようだ。しゃもじを釜に入れてかき混ぜてみたところ、驚くほどにモッチリとしているのである。非常に上品な炊き上がりといえる。正直、ここまでモッチリとした炊き上がりのご飯を見たことはない。編集長の炊飯ジャーは、ややかために炊き上がっていた。モッチリ感に関して言えば、このふたつの炊飯ジャーの差はかなり大きい。

・味
編集長の炊飯ジャーと同じ量の米、同じ量の水、同じ水質の水を使用したにもかかわらず、圧倒的にふっくらモチモチとした食感をNJ-WS10で楽しめた。編集長の炊飯ジャーで炊いた米の表面がややザラザラとしたものになっているのに対し、NJ-WS10は米の表面にツヤがあり、指でつつくとツルツルとしており、そして粘り気がある。米が水分を適度に含み、そして米のうまみを全体に浸透させていることにより、ウマミと甘みが凝縮されたような美味しさを感じた。これは、圧倒的に編集長の炊飯ジャーより美味しく炊き上がっている。いや、市販の数万円する炊飯ジャーよりも美味しいといえるだろう。そこまで言える根拠は、ご飯を口に含んだとたん、未体験というゾーンに踏み見込んだことを実感したからだ。

・保温
ご飯は炊いたときにすべて食べる人は少ないと思われる。1日かけて食べる人もいれば、なかには2~3日かけて食べる人もいるだろう。大体の人たちはそんなときに保温状態にしていると思うのだが、それだけ炊飯ジャーの保温機能は重要である。今回、保温状態のチェックのためにご飯を炊いてから2日間放置し、ご飯の状態を調べてみた。すると、NJ-WS10の場合は炊き上がったばかりの状態とまではいかないまでも、モチモチふっくら感がまだあり、さらに味も非常に美味しいまま保温されていた。数万円する炊飯ジャーでもけっこうカピカピになりがちなのだが、NJ-WS10はカピカピになることなく保温されていた。これは非常に高性能である。

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編集長の炊飯ジャーは美味しいご飯は炊けるものの、やはり115,500円の炊飯ジャーにはかなわなかった。ずっと末永く使うものだからこそ、やや高額でも良いものを使っていきたい。そう考えると、115,500円の炊飯ジャーが高額な価格とはいえないのかもしれない。日々の食生活が楽しいものになるのは確実といえそうだ(このニュースの詳細記事はこちら)。

<NJ-WS10レビュー>
味: ★★★★★
保温: ★★★★★
機能: ★★★★
価格: ★★
ひとこと: 大丈夫! ガジェット通信オススメの炊飯ジャーだよ!

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