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京都でインターネットな新聞が創刊!

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大新聞の経営難が新聞の記事になるというデフレスパイラルなご時世の新聞界に、なんと新しい新聞が産声をあげるという。その名も『京都インターネット新聞』。京都+インターネット+新聞…?これまた不可思議なキーワードの組み合わせ。さっそく、現在配布中の創刊準備号を取り寄せてみると、一面にぼーんと「インターネットには心を伝える力がある」という見出しでお坊さんのインタビューが掲載されている。なるほど、たしかに京都ぽいかも?

3月31日にいよいよ創刊する『京都インターネット新聞』について、発行元の「京都レンタルサーバー協会」に詳しいお話を伺ってみた。(写真はレンタルサーバ協会のみなさん。左から、フューチャースピリッツ 谷孝大氏、メディアウォーズ 今井寿人氏、カゴヤ・ジャパン 北川貞大氏)

「京都にはレンタルサーバー会社が10社以上あります。首都圏中心のこの業界で、これだけの数のレンタルサーバー会社がある都道府県は珍しいと思います」。たしかに、調べてみると首都圏と大阪を除く地方では、10社を超える都道府県はほとんどない。そこで、京都のレンタルサーバー業者・7社が集まり、「京都に世界最高水準のインターネット環境」を掲げ、2008年10月に京都レンタルサーバー協会を設立したという。

でも、どうしてレンタルサーバー協会が新聞を作ることになったのだろう? 素直な疑問をぶつけてみた。

「新聞は、その質感も含めて身近な感じがありますし、手にとって読んでもらいやすいですから」。京都府下の90商店街を含む約20,000オフィスに配布。まだインターネットを有効活用できていない、小さな商店や企業の掘り起こしも目指す。記事のほうも、ネットを活用した販売の成功例の紹介や、IT企業内で働く人々のインタビュー、PCの使い方……など、ライトユーザーにも読みやすいコンテンツが展開されるようだ。

京都といえば、「まぐまぐ」「はてな」「ドリコム」「YUMEMI」など、京都リサーチパークや大学から生まれて大きく成長を遂げたネット企業も少なくない。しかし、その一方で歴史と伝統文化を大切にする気風も根強く、デジタル化されえない部分を多く保つ街でもある。「新聞」という旧メディアの姿で届けられるインターネットの情報は、どれほど京都の人々に届くだろうか? 今後の『京都インターネット新聞』の動きをそっと見守ってみたい。

■京都インターネット新聞
http://np.kyorenkyo.jp/
16ページ/無料/年4回発行(ウェブから申し込み可)
発行:京都レンタルサーバー協会
制作:リーフパブリケーションズ
※2009年3月31日創刊。現在、創刊準備号配布中。

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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