ダイソン創設者が生プレゼン!「羽根の無い扇風機」こと『ダイソン エアマルチプライアー』

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記者 : カテゴリー : ガジェ通 デジタル・IT 生活・趣味 タグ :

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「吸引力が変わらない、ただひとつの掃除機」でおなじみのダイソンが、新製品を出すという情報を聞き、ガジェット通信も早速発表会会場を訪れてみました。すると、そこに居たのは、なんとダイソンの創設者であるジェームズ・ダイソン氏! さらには氏自ら、新製品のプレゼンテーションを行うというので2度ビックリです。発表会の内容を中心に製品の内容などをお伝えしたいと思います。ちなみに今回の発表会の協力はギズモード・ジャパンさんです。

さて、耳の早いネットユーザーの皆さんは既にご存知かもしれませんが、今回のダイソンの新製品は「扇風機」。それももちろん、ただの扇風機ではなく「羽根の無い扇風機」なのです。製品名は『ダイソン エアマルチプライアー』(以下エアマルチプライアー)。掃除機で有名なダイソンが一体なぜ「扇風機」を発売したのでしょうか。

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もともと、ダイソンでは掃除機やハンドドライヤー(※日本では未発売)といった「空気の流れ」に関わる製品を開発し続けていました。ダイソンのハンドドライヤーでは、「スイッチリラクタントモーター」という新しいモーターを使い、0.3mmという非常に細い排気孔から時速約600kmの風を送るという技術を駆使しています。このテクノロジーのおかげで熱を使わず、風圧のみで手についた水滴などを落とすことに成功している、というわけなのです。

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このハンドドライヤーの排気孔から出る高速の空気の流れにより、周囲の空気が巻き込まれて大きな風量を得ていることに注目したダイソン氏は、次の製品のアイデアをふくらませたのです。

「空気を使って、空気を動かす」―――それがまさに、『エアマルチプライアー』の着想の原点だった、とダイソン氏は語りました。

「(断面モデルを手にしながら)この”へり”の部分は16度の角度が付けられている。ちょうど飛行機の翼と良く似ているんだ。飛行機の翼も上を通る空気と下を通る空気で速度が変わるから浮かび上がる力を得ているんだけれども、その原理をこの『エアマルチプライアー』で応用しているんだ」と、流体力学について語るダイソン氏。話をききながら記者は「ああ、この人は本当に空気の流れを扱うのが好きなのだなぁ」と感じました。

「羽根のついた扇風機が好きじゃないんだ」と語るダイソン氏、その理由は「空気の流れを(くさび形に)切ってしまうから」だそうです。

羽根によって作られた気流は、「分断された気流」として、私たちに届きます。この風はそよ風のような、自然に発生する「シームレスな気流」とは異なるものである、ということなのです。エアコンも好きでは無いけれど、従来の扇風機の風もあまり好きではないダイソン氏が目指したのは、「自然の風」だったのです。

構造的にも、モーターが本体下部に付いていることで重心が低くなり、倒れにくい形状となっています。従来のものではモーターはどうしても羽根の真後ろにつけざるを得ませんよね。また、小さな子供が誤って羽根に触れるという事故も『エアマルチプライアー』ではありません。

さて、記者も実際に動いている『エアマルチプライアー』に近づいてみました。音は普通にモーター音がしていますが、とりわけうるさいというわけではありません。首の角度や回転は、本体部分のモールドに沿って、絶妙に可動します(ちょっとかっこいい!)。

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少しだけビックリしたのは、その構造上、輪の真ん中には風が生じないこと。輪の中に手をくぐらせるとあまり風を感じません。でも、その周囲1.3mmのスリットから噴出す風は、扇風機として十分な量。正面に顔をすえてみると、確かに今までの扇風機の風とはちょっと違う印象。例えるなら、田舎で窓を開けたときに感じる風に近い、という感じでしょうか。これがいつでも体験できるのだとしたら、ちょっと欲しいなあ、と思ってしまいました。

25cmモデルと30cmモデル、カラーはホワイトとサテンブルーが用意されている模様です。気になるお値段は30cmモデルが3万9千円、25cmモデルが3万7千円の予定だそうです。

これからの季節、エアコンと併用することで効率的に部屋を暖める、といった使い方もできる『エアマルチプライアー』。あなたの家のリビングにもおひとついかがでしょうか。

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「予備校生のような出で立ち」と揶揄されながらも写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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