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「霞が関は“人材の墓場”」“戦う官僚”古賀茂明氏が覚悟の証言『官僚の責任』をPHPより発刊

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古賀茂明 著 『官僚の責任』PHP新書

日本最高の頭脳集団・官僚が集まる霞が関はなぜ“人材の墓場”と化しているのか――“戦う官僚”として知られる経済産業省の古賀茂明さんが、“閉ざされた伏魔殿”にメスを入れる最新刊『官僚の責任』(PHP新書、755円/税込み)を刊行しました。書店ではすでに手にとることができ、8月2日には新宿・紀伊國屋サザンシアターにて刊行記念イベントの開催も予定されています。

古賀茂明氏は、公務員改革をめぐって与党・民主党と衝突し、閑職に追いやられながらも震災後には革新的な東京電力再生論『古賀プラン』を発表するなど、改革派の旗手として知られる経産省官僚です。明晰な頭脳と旧弊をものともしない言動で政官界から恐れられ、今や辞職を迫られています。

東日本大震災と福島原発の事故によって、国家的危機にさらさているにも関わらず復興政策が権力闘争の道具に使われてしまう日本のダメな政治的状況には、政治家たちだけではなく“霞が関の住人”である官僚たちにも大きな責任があると古賀氏は言います。官僚は「国民の生活を第一に考え、国民のために働く」べき存在。しかし、この期に及んでもなお省益とみずからの利益確保しか考えていない一部官僚が、やる気のある若手官僚を阻んでしまっていると厳しく告発します。

今、問われるべき官僚の責任とは何なのか。また、現在の官僚制度あるいは国家公務員制度のをどう改革すれば、官僚たちが自らの責任をまっとうすることができるのか? そのために私たちにできることを考えさせてくれる一冊です。古賀氏の文章は、歯切れよくとてもわかりやすいので、ふだんは政治に興味のない人も気軽に読めると思います。「なんで日本の政治ってダメなんだろう?」と考える材料として一読してみてはいかが?

※PHP研究所のウェブサイトでは本書の一部をPDFで立ち読み可能。紀伊國屋書店の電子書籍アプリ『Kinoppy』で、電子書籍版もリリースされています。
http://www.php.co.jp/books/sp/kanryo.php

参考記事
「東電批判したら経産省から圧力」渦中の古賀茂明氏『日本中枢を再生させる勉強会』講演テキスト起こし
大臣とフルオープンで会談して『仕事をさせてください』と言いたい――古賀茂明氏第2回超党派勉強会テキスト起こし

PHP新書『官僚の責任』刊行記念古賀茂明氏特別対談
日時:平成23年8月2日(火)18:30開場 19:00開演
場所:紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7階)
対談:長谷川幸洋氏 (東京新聞・中日新聞論説副主幹)
http://www.php.co.jp/news/2011/07/post-68.php

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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