【TOYフォーラム2011】さかなクンも釣れた! ARモードも楽しめる体感釣りゲーム『バーチャルマスターズリアル』
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1月25日から26日にかけて、東京国際フォーラムで開催されたおもちゃの合同商談会『TOYフォーラム2011』で、タカラトミーは7月発売予定の体感釣りゲーム『バーチャルマスターズリアル』発表会を開催しました。『バーチャルマスターズリアル』はカラー液晶とカメラを搭載し、AR(拡張現実)モードでも遊べる最新型の体感釣りゲーム。発表会ではゲストに“さかなクン”が登場し、“釣りガール”の手ほどきを受けてゲームに挑戦しました。
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携帯電話用釣りゲームの流行や、ファッションでブームの兆しがあるという“釣りガール”の登場、釣り人口の増加を背景に、90年代に流行した体感釣りゲームをバージョンアップ。カラー液晶を搭載した本体には竿とリールが付属し、モーターによるリアルな振動、リールの手ごたえの変化によるリアルな重さ、竿に取り付けられた糸の張力の変化によるリアルなテンションを表現します。本体にはカメラが付属し、カメラに映る目の前の風景が釣り場になる『ARモード』が利用できるほか、SDカードスロットを利用してパソコンとの連携ができるなど、“いま風”の味付けがされているのが特徴です。

ゲームは『ゲームモード』と『ARモード』が選択可能。『ゲームモード』では、ストーリーに沿って釣りを進め、最高ランクを目指していきます。釣果によるポイントでアイテムを買う、ボス級の巨大魚を釣り上げる、条件を満たして幻の魚を出現させるなど、ゲームのやりこみ要素は十分に用意しているそうです。SDカード経由で釣り上げた魚をパソコンに表示して楽しんだり、追加アイテムをダウンロードすることも可能。『ARモード』では、カメラに映った風景によって出現する魚が変わるなど、『ゲームモード』とは違った楽しみ方ができます。

発表会はタカラトミー代表取締役副社長の佐藤慶太氏による挨拶、同社開発本部戦略開発室室長の小林弘志氏によるプレゼンテーションの後、ゲストのさかなクンと釣りガールが登場します。
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さかなクンは、家族そろって釣れるイワシ、ルアー釣りが人気で出世魚として知られるスズキ、魚の王様マダイ、東京湾でも捕獲されカツオ漁の目印となるジンベエザメなど、ユニークな自作イラストを交えて魚と釣りにまつわる知識を披露。釣りの心構えとして、見えない魚たちの暮らしを想像してエサを選ぶこと、ゴミを持ち帰るなどマナーが重要であること、釣りの魅力は自然を五感で感じられることだと語りました。
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その後、『バーチャルマスターズリアル』を使った釣りゲームに挑戦。練習では2回とも糸が切れてしまいましたが、3回目の釣りガールとの対決では1.8kgのマダイを釣り上げて勝利するという、本番での勝負強さを見せました。
最後に子どもたちへのメッセージとして「こんなに釣りは楽しいんだということを知って、川や湖に行ってみたいという気持ちになってくれたらうれしい。部屋でも釣りを体験できるのはすばらしいと思います」とコメント。子どもたちが自然や魚に親しむきっかけになることを願っていました。
製品の発売は7月を予定し、予価は6279円です。性別や年令を問わず、幅広いユーザーに親しまれそうな『バーチャルマスターズリアル』。この夏、釣りブームの本格化と共に注目製品になりそうです。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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