映画「プレデター: バッドランズ」予告動画が極めて興味深い件 / エイリアン企業ウェイランドユタニ社が登場か

映画「プレデター」シリーズ、そして映画「エイリアン」シリーズのガチ勢にとって、極めて興味深い予告動画が公開された。映画「プレデター:バッドランズ」の予告動画だ。
未来の世界を舞台とした「プレデター:バッドランズ」
未来の世界を舞台とした作品であることが公式的に判明している「プレデター:バッドランズ」。プレデターシリーズの時系列でもっとも未来を描いている過去作品は「プレデターズ」だが、おそらく、それよりも先の未来の可能性が高い。
眼球にウェイランドユタニ社のロゴマーク
そんな「プレデター:バッドランズ」だが、予告動画を観てみると、なんと、「エイリアン」シリーズの巨悪企業・ウェイランドユタニ社のスタッフらしい人物(アンドロイド?)が登場しているのである。眼球にウェイランドユタニ社のロゴマークのような物が浮かび上がるシーンや、腕のワッペンがウェイランドユタニ社のものに見える描写があるのだ。
ガッツリとウェイランドユタニ社が登場するならば前例がない
ウェイランドユタニ社の登場、それは「プレデター」シリーズにとって、極めて衝撃的な展開といえる。ウェイランド社とユタニ社はエイリアンシリーズの企業であり、「プレデター」関連作品では「エイリアンVS.プレデター」「エイリアンズVS.プレデター」に登場したものの、「プレデター」シリーズ本編には登場していなかった。しかし今回、ガッツリとウェイランドユタニ社が登場するならば、それは前例がないことである。「ほかの作品の企業が物語に大きく絡んでくる」という展開になるからだ。
「エイリアン」から「エイリアン4」までの期間に発生した出来事
さらにここで気になるのは、物語の時代だ。ウェイランドユタニ社は、ウェイランド社とユタニ社が合併した企業。「エイリアン コヴェナント」の時代までウェイランド社だったが、「エイリアン」の時代に合併しウェイランドユタニ社になっている。
しかし「エイリアン4」の時代には、すでにウェイランドユタニ社は経営破綻しており存在しない。つまり「プレデター:バッドランズ」は未来の世界を描いてはいるものの、「エイリアン」から「エイリアン4」までの期間に発生した出来事の可能性が高い。
「エイリアン3」と「エイリアン4」の間で約200年の時間が経過しているため、「エイリアン」から考えるとかなり長い期間になるが……。現時点でハッキリ言えることは「プレデター:バッドランズ」の発生時期は「エイリアン」から「エイリアン4」ということだけだ。
<プレデターシリーズの時系列>
プレデター:ザ・プレイ
プレデター
プレデター2
ザ・プレデター
プレデターズ
プレデター: バッドランズ
<エイリアンシリーズの時系列>
プロメテウス
エイリアン コヴェナント
エイリアン
エイリアン ロムルス
エイリアン2
エイリアン3
エイリアン4
<エイリアン・プレデター・関連作品も含む時系列>
プレデター:ザ・プレイ
プレデター
プレデター2
エイリアンVS.プレデター
エイリアンズVS.プレデター
ザ・プレデター
プレデターズ
プロメテウス
エイリアン コヴェナント
エイリアン
エイリアン ロムルス
エイリアン2
エイリアン3
プレデター: バッドランズ (?)
エイリアン4
「エイリアンズVS.プレデター」でユタニ社がプレデターの武器を入手
もし今作が、「エイリアンVS.プレデター」や「エイリアンズVS.プレデター」と大きく関連した作品になるならば、かなり胸アツである。なぜならば、「エイリアンズVS.プレデター」でユタニ社の社長らしき女性が、プレデターが残した武器を手にするシーンが描かれており、物語が終わったからだ。その伏線は現時点で回収されていない。
ユタニ社が武器を手に入れたのち、ウェイランド社と合併した。そのウェイランドユタニ社が「プレデター」シリーズにガッツリと絡んでくるのであれば、ようやく武器回収の伏線が解き明かされるかもしれない。
2025年11月7日、日本公開。いまから「新しい狩り」が楽しみである。
※記事画像は20世紀スタジオ公式サイトより引用
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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