3DCGアバターと現実空間でリアルタイムにコミュニケーションがとれる「マリネ」が気になる

ミラクルマイル株式会社(以下、ミラクルマイル)は、3DCGといったデジタルコンテンツを現実空間に出現させることができるMR(Mixed Reality)技術を活用し、3DCGアバターと体験者が現実空間でリアルタイムに相互コミュニケーションをとれるVirtual Navigator「Marinne(マリネ)」を開発しました。

3DCGアバターとリアルタイムにやりとりできる

Marinneは現実空間で3DCGアバターと体験者がリアルタイムに相互コミュニケーションがとれるサービスです。

3DCGアバターはビデオパススルー機能があるVRヘッドセットを通して現実空間に配置され、3DCGアバターを操作する側(演者)はインターネットを介してシステムと接続するようになっています。

遠隔での会話によるコミュニケーションはもちろん、モーションキャプチャデバイスを使用することで動きをほぼリアルタイムに送信することが可能。体験者は現実空間内で“実際に会っているような体験”を味わえます。

また、複数人が同一空間に接続できるため、一対複数のコミュニケーションも実現。なお3DCGアバターは複数登録可能で、簡単に切り替えられます。

展示会やイベントなどでの活用を想定

Marinneの活用想定シーンは、展示会やイベントでのプレゼンテーションや、実店舗での仮想空間側からの商品紹介など。

演者側は仮想空間から、来場者(体験者)は現実空間にいたまま会話が可能に。

さらにミラクルマイルが映像プロダクションとしての強みを生かし、3DCGによる現実では難しい演出を加えることもできるので、よりインパクトのあるプレゼンテーションを実現します。

言葉を視覚化する機能を開発中

Marinneを通じて外出が難しい人が自宅にいながら外部の施設などで活動できるため、社会活動への関与がしやすくなります。

コミュニケーション時に発した言葉をテキスト情報として視覚化する機能を開発中なので、耳の不自由な人でも体験できるようになるとのことです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000042193.html

(文・Haruka Isobe)

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