広島空港から歩いて行ける「八天堂」本社工場と絶景、お土産調達も
くりーむパンで一世を風靡した「八天堂」は最近、東京や大阪でもよく見かける。実は、日本全国のみならず、近年はシンガポールや香港、カナダなど海外進出もしているという。
その八天堂は、広島が発祥。先日、広島空港の近くに「八天堂ビレッジ」なるものを見つけたので、行ってみた。
広島空港のターミナルからも遠めに見える建物。山中にある空港なので、このような建物でもよく目立つ。
空港の案内所で聞くと「徒歩10分」とのことで、建物に向かって歩き始めたが、見えているのになかなか近づかない。途中にある駐車場もショートカットしてやっと到着。15分ほどはかかると見ておいたほうがいい。
汗だくになった後にこの階段はちょっとキツかった。ちなみに、上にある駐車場は無料。
公式サイト(https://hattendo.jp/)では「ビレッジ」だったが、看板は「ヴィレッジ」とある。どちらでもよいのだが・・・
工場、カフェ、広場、そしてなんと保育園まである。
まず着いたのが、「カフェリエ」という建物。カフェやランチが楽しめる場所といい、ふわふわとろけるパンケーキ、クリームパンで作るフレンチトースト、石鍋の半熟ハヤサイオムライスが人気とのこと。ピザ作りやパン作りなども体験できるという。
ここに、「八天堂」の本店も併設されている。おなじみの「くりーむパン」をはじめ、ケーキやパンなども販売。お土産にまとめ買いするビジネスパーソンも見かけた。
一時期流行した「恋人の聖地」がここにも。よく見ると、「八天堂」なので八角形のオブジェになっているのがポイント。下には、広島らしいコイ(鯉)がデザインされている。夜はライトアップされるようだ。
続いて見つけたのは、お堂。八天堂だからお堂なのかと思って調べると、初代の創業者が店名に、地元で親しまれている八天堂のように愛されるお店になってほしいとの願いを込めたという。
「人生今日がはじまり ここから挑戦」「感謝報恩」は、良き言葉。
ポニーがいる小さな牧場があった。名前は「マロンさん」「クリームさん」とのこと。土日限定、柵ごしにニンジンのえさやりも体験できるという。自然に囲まれた場所なだけあり、動物は和む。
さらに、地図に載っていなかった「天空カフェ」にも足を運んだ。手前にあるのは「天空ドーム」で、ここでも休憩できる。
天空カフェなだけあり、眺めがとてもいい。特に、カウンター席だと、空港のターミナルや遠くに飛行機が離陸するのも小さく見える。八天堂のくりーむパンをはじめ、宮島のスペシャルティコーヒー「伊都岐珈琲」のドリンクなどのテイクアウトも。
その横にある「空の駅 ORCHARD」は、地元の土産などが一堂にそろうショップ。広島ならではのレモン、日本酒なども。正直、空港内にあるお土産店よりも、おしゃれで楽しい商品が多かったので、時間があればここまで歩いてお土産調達もアリだと思った。
広島空港から歩いてちょっと時間はかかるけれど、工場直送のくりーむパンは手に入るし、おしゃれなカフェやショップもあり、予想以上に楽しい場所だった。
一度はわざわざ足を運ぶ価値はある。ちょっと早めに空港に着いてのんびりここで食べて買って過ごしてから飛行機に乗るのもおすすめだ。「水曜日定休」にだけくれぐれも注意してほしい。
(Written by トラコ)
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