フットボールアワー・岩尾「鬼滅の刃、観るのしんどい」に共感の声 「キメハラ」から身を守るには?
お笑い芸人の千原ジュニアさん、小籔千豊さん、フットボールアワーの岩尾望さん・後藤輝基さんの4人によるYouTube公式チャンネル『ジュニア小籔フットのYouTube』にて、『鬼滅の刃』について語った動画がネットで話題になっています。
話題となっているのは、11月4日に公開された「【全集中】4人が鬼滅の刃を見たらどんな感想を持った?【イッキ見】」と題し、流行りのアニメ『鬼滅の刃』全26話を4人各自が見て感想を言い合うという動画。
千原ジュニアさん、小籔さん、後藤さんは鬼滅にハマり楽しめたようですが、岩尾さんはあんまりだったようで
「僕はもう…ずっと(観るのが)しんどかった。動画の残り時間が減っていくのだけが楽しみだった…」
と見るのが苦痛だったとコメントし、他の出演者たちが驚いていました。
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この岩尾さんの感想に対しコメント欄には、共感する声も多数あがっています。さらに、ネットでは話題となっている「キメハラ」についても言及。
「鬼滅の刃が洗脳級にステマしてきてもう『キメウツ』だわ」
「合わないなら合わないで別にいいと思うんだが、わざわざさらし上げて叩こうと扇動するほうが怖いわ」
「鬼滅つまらんって言うとわーわー騒ぎ出すから皆で面白いーって言わなきゃいけない流れなだけやん世間は」
「半沢直樹みたいなもんや。必ず話題になるから知識つけとかんとハブられる」
など「キメハラ」を嫌悪する声があがっていました。
ちなみに「キメハラ」とは「鬼滅の刃ハラスメント」の略。「鬼滅まだ見てないの?見たほうがいいよ」と押し付ける行為、「鬼滅が苦手な人っているんだ」と好みを否定する行為、鬼滅がつまらない、興味ないと他人に言えない雰囲気などが「キメハラ」とされています。
これは、社会心理学では“同調圧力”と呼ばれる行為で、集団の中では多数派が少数派に対し、意見や態度に同調するように心理的な圧力をかけてしまうと言われています。
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同調圧力は、学校や職場など社会のいたるところでみられ、多数派の考えと異なる立場をとるとハミ出し者扱いを受ける事もあるようです。
しかし、松下電気・創業者の松下幸之助氏は「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」との名言を残し、ハミ出すことを肯定的に捉えています。岩尾さんのように、多数派の意見と異なっていたとしても、みんなが自分の考えを明確にすることで、「キメハラ」といった現象から身を守れるのかもしれません。(文◎デューク・テルゴ)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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