【衝撃】キン肉マン作者がネタバレ著作権侵害に苦言 / ファンに心から強くお願い「集英社さんと共にそれなりの罰則をかんがえます」

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週刊少年ジャンプで1979年から連載がはじまり、日本中の子どもたちを夢中にした漫画作品「キン肉マン」(ゆでたまご先生)。

キン肉マン消しゴム(キンケシ)やキン肉マンカード、キン肉マンチューインガム(あんずの味)など、ほかにも多数のグッズで子どもたちを魅了した。そんなキン肉マンの作者であり、カリスマ的アーティストのゆでたまご先生が、一部ファンの行為に苦言を呈している。

・最新話の結末シーンを掲載する行為

キン肉マンは現在も連載が継続されており、日本のみならず、海外の人たちも新たなエピソードを心待ちにしている。しかし一部のファンがSNS等にキン肉マンの最新エピソードのコマを撮影して掲載。しかも結末のシーンを掲載するなどして、いわゆるネタバレ状態となっていた。

・作品から得られる感動値がガクンと下がる

漫画作品のファンは、キーワード検索で好きな漫画名を検索し、日々、新しい情報を得ようとしている。そのため、漫画のネタバレ画像がSNS等に掲載されていると、検索したファンが「望まない情報」まで目にすることになり、作品から得られる感動値がガクンと下がるのは否めない。

・著作権侵害の可能性も極めて高い

そもそも、報道や引用の範囲を逸脱した著作権侵害の可能性も極めて高く、その点に関して、ゆでたまご先生が苦言を呈し、それと同時にファンに対して強く心からお願いをしているのである。以下は、ゆでたまご先生のTwitterコメントである。

・ゆでたまご先生のTwitterコメント

「今日は具現を呈します。WEB『キン肉マン』の勝手なスクショのことです。特に今回のラストはスクショだらけ。私は悲しくなりました。これ以上続けるなら集英社さんと共にそれなりの罰則をかんがえます。週プレでの紙の本をたのしみにしているんです。どうかスクショはやめてください」

・謝罪するとともにキン肉マンの結末画像等を削除

ゆでたまご先生の願いは至極当然のものであり、今までよく考えずにキン肉マンの結末画像などを掲載していたSNSユーザーたちが、謝罪するとともにキン肉マンの結末画像等を削除している。

・ファンが反抗することなく素直に受け入れ

今回のゆでたまご先生の発言は単なる注意喚起では終わらず、非常に意味のある進展的な結果を生んでいると思われる。ファンは自分が愛する作品の作者から著作権侵害について教えられ、気がつき、今後の行動に反映させているからだ。ファンが反抗することなく素直に受け入れているのは、ゆでたまご先生のカリスマ性だけでなく、ファンの多くが善良であることを意味している。

・ダメな行為に対して素直に受け止める善良性

ゆでたまご先生の作品で育った人、そして最近キン肉マンを知ってファンになった人、さまざまな層のファンがいるが、根本的にキン肉マンを好きになるファンは「キン肉マンの根本にある友情」に共感した人たちが多く、ダメな行為に対して素直に受け止める善良性があるのではないだろうか。

・人間のDNAに刻まれた「夢を実現する力」を感じる作品

キン肉マンやゆでたまご先生にアンチは少なく、ファンの多くに受け入れられているのは、人を惹きつける作品のおもしろさだけでなく、作品から人間のDNAに刻まれた「夢を実現する力」「人を大切にする力」そして「火事場のクソ力」を感じるからではないだろうか。キン肉マンファンの男性は以下のように語る。

・キン肉マンファンのコメント

「キン肉マンは幼少のころから大ファンで、キンケシを集めていました。あまりにも好きすぎて、新しい超人を作りたいと思い、キンケシを半分に切って違う超人と接合したりしていました。あとキン肉マンのあんずの味のチューインガムが大好きで、毎日噛んでましたよ。実は私が住んでいた地方ではキン肉マンのアニメがリアルタイムで放送されなかったので、その点がめちゃくちゃ悲しかった。でもデパートに行くと200円でキン肉マンのアニメが見られる筐体があって、それを観て悲しさを紛らわしていました。双眼鏡を覗くように視聴するので、私しか観られませんが、友だちとよく観に行ってました(笑)。あとキン肉マンのファミコンゲームね! ブロッケンJrばかり使ってました!! 個人的にいちばん強いキャラクターだと思ってました。食生活にも多大な影響を受けました! 牛丼を食べたいと強く思わせたのもキン肉マンです! 私の住んでいた地域は牛丼屋がありませんでした。なのでキン肉マンがウマそうに牛丼を食べているシーンを観て、牛丼に憧れたのです。上京してはじめて店の牛丼を食べ、そのウマさに感動したものですよ」

・キン肉マンも国民的漫画である

日本には国民的エンタメ作品がいくつかある。サザエさん、ドラえもん、比較的新しいものではちびまる子ちゃんも国民的作品として受け入れられている。そしてキン肉マンも、国民的漫画だと断言しても良いのではないだろうか。キン肉マンから学ぶことは多く、エンタメ性と人間性の双方を得られるからだ。

・いちばん悲しいのはゆでたまご先生

キン肉マンを愛する人たちが多いからこそ、ゆでたまご先生のお願いを聞き入れる人が多いのだと考えられる。このままファンたちがルールを守らずにいけば、「愛する作品の作者から訴えられる」という悲しい展開にもなり得る。そもそも、そうなっていちばん悲しいのはゆでたまご先生だろう。今後は、最新エピソードの結末画像を掲載する行為は控えるべきなのは言うまでもない。

・今後も正しく応援していきたい

キン肉マンは昭和、平成、令和、すべての時代で衰えることなく絶大な支持を得ている極めて希少かつパワフルな作品だ。みんなに勇気と元気を与えてくれるゆでたまご先生とファンが不安なく作品を通じて感動を共有できるよう、今後も正しく応援していきたいものである。

ちなみに、キン肉マンファンの男性は「実はゆでたまご先生の「ゆうれい小僧がやってきた!」も大好きなんですよ。ゆでたまご先生が描く妖怪がイイ! 超人もいいけど妖怪もワクワクしました。連載は短めでしたが今から連載してもヒット間違いナシだと思います」とも語っていた。これを機にゆでたまご先生の全作品をチェックしてみるのも良いかもしれない。

もっと詳しく読む: キン肉マン作者が著作権侵害に苦言 / ファンに強くお願い「集英社さんと共にそれなりの罰則をかんがえます」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/09/01/kinniku-man-go-fight-news/

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