ほかの事務所から引きがありそうな異色の経歴を持つ若手俳優

1987年に亡くなった俳優で歌手の石原裕次郎さん(享年52)が設立した「石原プロモーション」が、来年1月をメドに解散に向けた調整を行っていることが、ニュースサイト「デイリー新潮」で報じられた。
同サイトや後追いしたスポーツ紙によると、事務所の事業縮小は確実で、そうなると気になるのが所属タレントたちの今後の所属先だ。
「舘ひろし、神田正輝らベテランは個人事務所で仕事をすれば問題がないが、問題は、まだ実績のない若手。石原プロにいると、自社の先輩タレントの作品のバーターが中心で、なかなか活躍の機会が与えられなかった」(テレビ局関係者)
所属タレントのうち、2016年4月に1万人以上の応募者の中から「石原プロ次世代スター発掘オーディション」でグランプリを受賞し、同年の裕次郎さんの命日にお披露目されたのが俳優の神田穣だ。
もともと野球少年で、高校卒業後アメリカの大学に野球留学したが、のちに同国他大学に転学しファッションの勉強をしていたが大学を中退。同オーディションを経て芸能界デビューを果たした。
身長176cm、体重70キロ。特技は野球、総合格闘技、趣味は筋トレと料理で、見事な肉体美。テレビ初出演は16年10月のTBS系スポーツ特番「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」だった。
17年にNHK BSプレミアムで放送された事務所の先輩・舘と神田がW主演の「クロスロード~声なきに聞き形なきに見よ~」で俳優デビュー。今年公開された映画「シグナル100」、「Fukushima 50」に出演。俳優としてこれから、というタイミングで事務所に大きな動きがあることが発覚したのだ。
「アクション俳優として育成すればものになるのでは。もうすぐ25歳になるが、まだまだ“伸び代”はありそうで、ほかの事務所から引きがありそうだ」(芸能記者)
新天地での活躍を期待したい。
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