『アルコールセンサー』で呼気中アルコール濃度を測ろう!
地球上のあらゆる“健康をはかる”タニタから、『アルコールセンサー』の登場です。この『アルコールセンサー』とは、息を吹きかけるだけで“酔い”の程度を知らせてくれる、健康的な飲酒をサポートするためのガジェットなのです。
酒の席での定番とも言える「いやいや、まだ全然酔ってないから!」というセリフのなんと重みの無いことか。今まで“酔いの程度”というものは抽象化・相対化された概念でしたが、『アルコールセンサー』を用いることで数値化が可能になったというわけです。このガジェットを使うことで「どのくらい酔っているのか?」を客観的に把握することができるので、お酒のペースを抑えるという使い方も可能なのです。素晴らしいですね。
前置きは以上にして、それでは早速計測してみましょう。大量にお酒を買い込み、『ガジェット通信』編集部内で“体当たりレビュー”と称した飲み会が始まります。担当した記者2人は無類の酒好きではあるものの、それほど強いわけではないので注意が必要なのですが…。まずは定番、ビールからスタートです。小瓶を1本ずつあけたところでいったん計測してみましょう。
ちなみに原理としては、“半導体ガスセンサ”という特殊なセンサーを用いてアルコールの濃度を検出しています。そのため、空気が汚れていたりすると正確に検出できないので、そこは注意が必要です。まず内部にたまっている臭いや湿気を取り除くため、本体を4、5回振ってから電源ボタンを押します。カウントダウンとセンサーのクリーニングが始まり、「START!」の表示が出たら正面から息を吹きかけ、そこで計測完了となるわけです。
2人がビール1本で測定した呼気中アルコール濃度は0.05mg/lでした。この数値、一般的には“飲みはじめ”という判定だそうです(説明書より)。続けてビールをもう2本ずつ空けて測ってみると、それぞれ0.10mg/l~0.15mg/lと着実に数値は上昇。このあたりも“酔いはじめ”とのこと。ちなみに“酔いはじめ”とは「気分爽快で気持ちがよい、顔や皮膚が上気する」という説明。なるほどたしかにお互いの顔は非常に楽しそうです。はははは。なんだか気持ちがいいですね。さて、レビューのためにはもっと飲まないとね。
つずいて出てきたのはテキーらです。びールだけだと時間がかかっちゃうからね 本場のお土産の大きな瓶を目の前にテンションがあがってきました。のめのめ。テキーラは口当たりが良いのでぐいぐいいけますね。おつまみのニンニクがどんどん消費されていくですえn。これはまずい。呼気中アルコール濃度はかってみましょう。あれれ2人とも0.15mg/lからあまりあがらないですね。もう少し飲んでから測らないと数字があがらないかな。
さぁ、はかってみよう。やttあ=。0.25mg/lこえたよ。うん、のみすぎはよくないnえ。さけはのんでおのまれるなー!!
※編集部・注:文章の乱れがありますが、当時の検証状態を尊重し、そのままの掲載といたしました。
ところで、記者2人が飲み続けて出た数値0.25mg/lは“微酔(びすい)”となっています。これは「適当に酔ってよい機嫌になり、多動・多弁になる、感情の抑制が効かなくなる」とのこと。さておき、体調や個人差もあるので数値はあくまで参考として、楽しいお酒を心がけていただきたいものです。「酒は飲んでも飲まれるな」以上、ガジェット通信編集部の体当たりレビューでした。
株式会社タニタ
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