高画質デジタル一眼レフカメラ『PENTAX K-7』HOYAより発売へ

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HOYAは、『PENTAX-Kシリーズ』デジタル一眼レフカメラの上位機種となる『PENTAX K-7』を6月末に発売することを発表した。ハイスペックなコンパクトボディは、高画質での撮影を快適に確実に行える信頼性の高い“道具”として玄人好みのするモデルに仕上がっている。

今回の開発にあたっては、一眼レフカメラにとって、最も基本的かつ重要な要素であるファインダーやシャッター、連写、露出、AF性能などをすべてにわたって見直したという。防じん・防滴構造やマイナス10度までの動作を保証する耐寒性、10万回の作動に耐える最高8000分の1秒の新開発のシャッター機能など信頼性にこだわり、視野率約100%のファインダー、3.0型約92.1万ドットの見やすい高精細モニターなど、一眼レフ撮影に求められるニーズにもていねいに応えられている。

撮影素子には、23.4×15.6mmの撮影面積を持ち、4チャンネルによる画像信号の高速読み出しが可能な新開発のCMOSイメージセンサーを採用。約1460万の有効画素数で表現力に優れた高精細で撮影することができる。さらに、新たに搭載されたHD動画撮影機能では、業務用ビデオをしのぐ大型撮像素子、高性能な画像処理エンジンが搭載されており、一眼レフならではの被写体深度の浅い映像や、レンズ交換による表現の違いを楽しめそうだ。

『ライブビュー機能』の使いやすさも進化した。ライブビューボタンを押すだけで、コントラストAFや顔検出AFで撮影したり、ミラーアップ状態のままでの高速撮影をすることまで可能になっている。また、電子水準器も搭載されているので、基準線が見えにくい夜景などの撮影でもスムーズに水平出しすることができる。

カメラ本体は、軽量なマグネシウム合金、シャシーにはステンレス合金を使用した堅牢で質感ある外装になっている。PENTAXがフィルム時代から培ってきた小型化技術によって、ハイスペックをギュッとコンパクトに凝縮した『PENTAX-K7』、従来のPENTAXファンならずともちょっと気になる玄人好みの機種になりそうだ(このニュースの元記事はこちら)。
 
『PENTAX K-7』主な仕様
有効画素数;1460万画素
撮影素子:23.4×15.6mmサイズ CMOS、総画素数 約1507万画素
感度:ISO100~3200(カスタム設定によりISO6400使用可能、バルブ時は1600まで)
シャッタースピード:オート:1/8000秒~30秒、バルブ
露出範囲:EV0~22(感度:ISO100、50mm F1.4レンズ)
露出補正:±5EV
記録メディア:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード
サイズ:W130.5×H96.5×D72.5mm
重さ:670g(電池、SDカード込み750g)
発売:6月末
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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