1日にネット3時間!成宮寛貴さんがノートン2011の新製品発表会に登場
8月25日、セキュリティソフト『ノートン』の2011年新製品が発表され、俳優の成宮寛貴さんが記者発表会に登場した。残暑厳しい真昼の東京のオフィス街。その一角に『ノートン』のイメージカラーであるイエローとブラックが鮮烈に輝く。会場には女性ファンが多く詰めかけ、成宮さんの登場待ち。正午過ぎに舞台にさっそうと現れた成宮さんは、壇上で『ノートン』CMの制作裏話やネット犯罪やセキュリティに関する自らの体験などを語った。
CMの制作にあたり監督からは「自由にやってかまわないです」と言われたそうで、成宮さんは「そのキャラクターになりきって創造・工夫していく。本番ギリギリまで自分自身で『こうかな?』と思ったアイデアとかをどんどん監督へ伝えていく。そういうのがやっぱしこういうキャラクターを面白くエキサイティングに演じるコツなんじゃないかなと思います」と役作りについて語った。
発表会の会場には『Black Market(ブラックマーケーット=闇市)』というイベントスペースが併設され、ネット犯罪に関する知識をテーマパークの1コーナー風に体験しながら得ることができるようになっていた。成宮さんもこのコーナーを覗(のぞ)いてみたそうで、司会に話を振られると「あれ、すごいですよ! どっかのテーマパークにあるやつみたいでした。こうやってネット犯罪っておこなわれるんだということがすごくわかりやすかったし、あとは闇で情報が売買されている様子がわかりやすく展示されているんですけど、そのへんがリアルですごいなと思いました」と感想を述べていた。さらに、「これ、もったいないですね、このイベントのためだけに作って。どっかの遊園地に置いておきたいぐらいですね。結構流行りそうだと思うんですけど」とも。
このイベントスペースは8月25日から27日まで3日間、大手町メトロスクエアに展示されている。時間は朝9時から18時まで。記者も『Black Market』展示をひととおり見学させてもらったが、以前いだいていたセキュリティソフトのイメージとは違う、ネット犯罪に対する現実味を感じた。『Black Market』の解説スタッフにきいてみたところ従来セキュリティソフトは、ウイルスは病気のようなものであり、それを治癒するセキュリティソフトは薬もしくは医者であるという比喩を長く用いてきたが、昨年からセキュリティソフトはネット犯罪というリアルな犯罪から消費者を保護するためのものだという風に喩(たと)えを変えてきたそうだ。
人気俳優である成宮さん。成宮さん自身はどのくらいインターネットを利用しているのだろうか? 司会が「1日に平均するとどれくらいインターネットに接続しています?」と尋ねると、「日によって違いますが、3時間ぐらい。日本で買うと高いものを海外サイトで買ったり、スカイプやメールをやってます。結構長い時間ネットにつないでますね」との返答が。1日3時間って割とヘビーかも。
シマンテックの調査によると、今世界では「3秒に1件の割合で個人情報が盗まれており、5人に1人が実際に詐欺の被害を受けている」とのこと。こういう現実をどう思っているかと尋ねられると「ヤバイですね」と答えた。最近、成宮さんの友人のPCがウイルス感染したらしく「パソコンの起動がめちゃめちゃ遅くなってた」とのエピソードも飛び出した。「海外旅行だと危ないストリートや危険なエリアはなんとなくわかるけど、インターネットの場合、それがわからない。確実にウイルスとか詐欺って存在していて、インターネットではワンクリックで危ないサイトに飛んでしまったりする。そういう危険があるということを自分を通して知ってもらえたら」と述べた。
シマンテック社は『ノートン インターネットセキュリティ 2011』と『ノートン アンチウイルス 2011』の2製品を8月27日(金)にオープン価格で発売予定。展示スペース『Black Market』は全国主要都市でも順次一般公開されるとのこと。
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トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。
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