家族でゲームにはまりすぎて家庭崩壊した話~リアル話投稿コーナー「ナゲ通(ナゲツー)」
読者のみなさんから送られてきた投稿を掲載するリアル話コーナー「ナゲ通(ナゲツー)」です。
■チャレンジ、そして連行…
今は昔、アーケードゲームが全盛期だった頃の話。タイトーの『バブルボブル』というゲームがあった。怪獣が泡を吐いて敵を閉じ込めてやっつける、というアクションパズルゲームだ。このゲームには真実のエンディングがあり、その条件は「2人同時プレイで100面をクリアする」というものであった。
どうしてもそのエンディングが見たかった私は、当時の連れ(雑貨店の息子で、ゲームがそこそこうまい)と、『バブルボブル』真実のエンディング攻略にチャレンジした。息も合い順調に進み、90面にも進みかけただろうか。気合を入れなおそうと、友人と目を合わせた矢先、突然、彼の頭が「ガツ!」という衝撃と共に揺れ、2Pの怪獣が死亡した。ただならぬ雰囲気に振り返ると、そこには連れの父親である雑貨屋の店主が、仁王立ちで怒りのこぶしを振り上げていたのだ。
当時はゲーセン通い=不良だった時代…何度もこうした身内や教師による補導が、現場では行われていたのだ。何も今されなくても……という思いもむなしく、そのまま友人は耳をつままれたまま、連れ去られた。
私は泣く泣くひとり操作でしばらくゲームを続行したが、結局チャレンジは失敗のまま終わ
りを迎えた。翌日、通いなれたゲーセンに、友人の姿はあたりまえのようにあったのだが、私は2度と彼とチームを組む事はなかった…。
■家庭崩壊
私の家は、母さん、父さん、僕、妹、弟の五人家族で毎年夏休みにみんなでキャンプに行く位仲良しだった。でも、ある日、僕の買ってきたゲーム『○○○○』のせいで家族は崩壊しました。元々家族全員ゲーム好きでしたが『○○○○』に対する情熱は異常。
父親も、仕事をしなくなる位『○○○○』に夢中。
母親も、家事をしなくなる位『○○○○』に夢中。
僕たち兄弟も勉強そっちのけで『○○○○』に夢中でした。
父さんは自営業だから、仕事しなくても、店は回ってた。でも、ある日、家事をしない母さんに父さんはブチ切れ、DVに走った。母さんは、現実逃避で『○○○○』に走った。僕たちは、ただ見てるだけだった。でも、とうとう母さんは、父さんのDVに堪えられなくなり妹を連れて出ていった。
今は、別居。僕も妹も、ある程度大人だから、大丈夫だったけど、きっと弟は、まだ子供だし、母さんっ子だったから寂しいに違いない。
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