『ガンダム Gのレコンギスタ』の「カシーバミコシ」の語源は「河岸場の神輿」か

access_time create folder生活・趣味

kashiba-mikoshi

人気テレビアニメーション『ガンダム Gのレコンギスタ』は、あたかも視聴者が知っていることを前提にしているかのような、用語や造語が頻繁に登場する。

それが逆に謎を呼び、視聴者を惹き付ける魅力にもなっているのだが、ここ最近「日本語っぽいけど何か語源があるの?」という言葉が出て、議論されている。

ここから下は、ある程度のネタバレになるので、この作品を見ていない人は読まないほうがよいかもしれない。

・カシーバミコシという言葉
そのひとつが「カシーバミコシ」である。月付近の地名(またはポイント名)を意味するもので、地球に送るエネルギー「フォトン・バッテリー」の受け渡しをする聖域とされている。

・ミコシは神輿という意味?
確かに、カシーバミコシという響きは日本語っぽい。しかし日常的に使う言葉には思えない。視聴者のなかには「ミコシ」は「神輿」という意味だと解釈した人もいるようだが、あながち間違いではないかもしれない。

・河岸場という日本語
かつての日本では、港や船着場を「河岸」(かし)または「河岸場」(かしば)と呼んでいたことがあった。もともと、船の綱を結ぶ杭(くい)を河岸と呼んでいたことがあり、それが河岸場と呼ばれるようになったといわれている。

・河岸場は港であり市場でもある
河岸場には多数の船と人が集まり、荷物を積み下ろししていた。貿易や商売にとって重要な拠点となったのである。そんなことから、河岸場は港であり、活気に溢れた市場にもなったのだ。

・フォトン・バッテリーの積み下ろし
つまり、カシーバミコシは「河岸場の神輿」を意味しているのではなかと推測する。河岸場(宇宙港や貿易ポイント)でフォトン・バッテリーの積み下ろしをし、神輿(軌道エレベータまたは宇宙船)を移動させる場所を意味しているのではないだろうか?

カシーバ = 河岸場 = 宇宙港や貿易ポイント
ミコシ = 神輿 = 軌道エレベータや宇宙船

・あながち間違いではない!?
あくまで推測でしかないが、ストーリー上、こう考えるのが妥当といえる。『ガンダム Gのレコンギスタ』が中国語役に訳されることがあれば、カシーバミコシがどんな中国漢字になるか、今から楽しみである。

いちばんいいのは、作品関係者がカシーバミコシの語源を押してくれるのがベストだが……。

記事: Buzz+(バズプラス) http://buzz-plus.com

kashiba-mikoshi2 kashiba-mikoshi1

記事: Buzz+(バズプラス) http://buzz-plus.com

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 『ガンダム Gのレコンギスタ』の「カシーバミコシ」の語源は「河岸場の神輿」か
access_time create folder生活・趣味

バズプラスニュース Buzz+

知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。

ウェブサイト: http://buzz-plus.com/

TwitterID: buzzplus_news

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。