30代必見!80年代セガ体感ゲームが遊びまくれる夢のお店
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「80年代のセガ体感ゲーム」と聞いてピクッと反応する人に悪い人はいません!
1980年代後半にゲームセンターで盛り上がりまくったアーケードゲームのムーブメント、それが“体感ゲーム”。プレイヤーが乗り込んだきょう体ごと動き、ゲームの世界にまるで入り込んだかのような体験が楽しめる、いわば“あこがれの”ゲームでした。この頃の家庭用ゲーム機は『ファミリーコンピュータ』(1983)、『PCエンジン』(1987)、『メガドライブ』(1988)で、『スーパーファミコン』(1990)はまだ発売もされていない時代です。思う存分遊びたくても、家庭では再現度の低い移植作しか遊ぶことができません。しかたないので1回200円(体感ゲームは1プレイの料金が高く設定されていることが多かった)のゲームをドキドキしながらプレイしたものです。
この体感ゲーム、可動部が多くメンテナンスが難しい、きょう体が大きく保管にコストもかかる、などの理由で、古いものが残されていることはほとんどありません。ひさしぶりにあの雰囲気を楽しみたいなあ、と思ってもなかなか難しい。いまの家庭用ゲーム機ではほぼ完ぺきに再現できるとはいっても、やはり体感ゲームは(きょう体が)動いてこそ。
ところが、そんな80年代の体感ゲームがフル稼働可能状態で“今”遊べるお店があるらしい!
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そのお店は『レジャスポ ビッグ東苗穂店』。北海道・札幌駅から無料シャトルバスで45分ほどのところにあります。「10分90円」という料金設定で、滞在時間にあわせて料金を支払う形態のレジャー施設。その一角に「レトロゲームコーナー」として1980年代の体感ゲームがあるというのです。
では、どんな機種が設置されているのか実際に見てみましょう。
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『スペースハリアー デラックスきょう体』(セガ/1985)
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『アウトラン デラックスきょう体』(セガ/1986)
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『アフターバーナー2 ダブルクレイドルきょう体』(セガ/1987)
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『サンダーブレード』(セガ/1987)
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『パワードリフト』(セガ/1988)
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『スタジアムクロス』(セガ/1992)
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『WGP』(タイトー/1989)
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『バトルシャーク』(タイトー/1989)
すごい!往年の名作体感ゲームが勢ぞろいです!(全きょう体の写真はこちら)
『ハングオン』(セガ/1985)や『ギャラクシーフォース』(セガ/1988)はさすがにありませんが、当時の体感ゲームの歴史を実感するには充分なラインナップ。さすがに20年以上前のものばかりですので完璧な状態とまではいきませんが、どれもこれも2010年1月17日現在でちゃんと遊べました。この企画を担当された方にお話を伺ったところ、「本当は“セガ・体感ゲームシリーズ”第一弾である『ハングオン』もあればよかったのですが、さすがに倉庫になかったんです」「メンテナンスも大変ですし、部品もないので壊れてしまったら終了だと思ってください」とのこと。
これらのゲームを、死ぬまでにぜひもう一回くらいはしっかり遊んでおきたい!もう一度遊ばないと死ぬに死ねない!という人(いますよね!)は、ぜひお早めに!
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