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電子レンジで大ヤケド?! 「思わぬ突沸」にご用心!

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寒くなってくると、あたたかい飲み物や食べ物が恋しくなりますよね。そんな時に便利なのが電子レンジ。ちょっと残った昨日のおかずを温めて食べたり、カップ1杯分のお湯を温めてインスタントのコーヒーやスープを作ったり、最近では職場で持ってきたお弁当を温めたり、という使い方をしている人も多いのでは? 温めたいモノをレンジに入れて、フタを閉めてスイッチオン。「チン」と鳴るまでほっておけばいいので、使いこなせばとても便利な電子レンジですが、その電子レンジも使い方を誤ると思わぬケガをしてしまうこともあるのです。

国民生活センターが公開している『電子レンジを安全に使うために〜使い方による危険性を探る〜』という資料によると「ゆで卵および卵を使った料理の温めを行ったところ、加熱中や取り出した後で破裂することがあった」「飲み残したコーヒーを温めなおしたら突沸しやけどを負った」「電子レンジで沸かしたお湯に粉末緑茶を入れたら激しく吹きこぼれた」という事例が複数件寄せられているとのこと。

「ゆで卵および卵を使った料理」と言われてもピンときませんが、たとえば、この季節に恋しくなる“おでん”の定番が卵だったりしますよね。センターの資料によると、庫内での破裂だけでなく、食べようとお箸を刺したまさにその瞬間に破裂するということもあるそうで「庫外で破裂した場合、高温の破片が周囲に飛び散るため危険である」とのこと。スーパーなどで、温め直すだけで食べられるようにパック詰めされた“おでん”を買って、これと熱燗で一杯……冬の寒い夜には幸せなひとときですが、いつもの調子で“おでん”を電子レンジで加熱すると、一緒に加熱されたゆで卵が“爆弾”となり幸せな時間が吹っ飛んでしまう、なんてことになりかねません。温めようとしている食品の中に、調理前か調理済みかに関わらず“卵”が含まれていないかどうか、加熱前のちょっとした確認で避けられる事故なので、注意したいところです。

一方の“突沸”も、資料では「コーヒーの温めなおしで、突沸が起こることがあった。また、カップでお湯を沸かした後、粉末のお茶を入れると庫外で吹きこぼれた」と指摘しています。庫内での突沸も危険ですが、コーヒーを取り出そうとしたまさにその時に突沸が起きてしまうと、手に大ヤケドを負う可能性もあります。カップ1杯とはいえ沸点にまで加熱された「熱湯」をまともに浴びてしまうことになるので、大変危険です。また、電子レンジでカップに入れたお湯を加熱し、沸騰が起こる直前または直後に取り出し、そこに粉末のお茶を入れると激しく吹き上げることがあるそうです。

まさか、カップの熱湯が噴水のように吹き上げるなんてこと、想像もしませんよね。しかし、センターの資料写真を見ると、正直「恐い」という印象を持ってしまいます。最近では、コーヒーだけでなくお茶や紅茶なども粉末状のインスタントのものが市販されており、お湯に溶かすだけで楽しめるので重宝している人も多いかもしれません。ふと一息つきたくなった、そんな「ちょっと気がゆるんだ」というタイミングで起こりがちな事故であることは否めないので、こちらも卵と同様に気を付けたいものです。

資料では「消費者へのアドバイス」として「卵が使われている料理を知っておくとともに、電子レンジで温める前に卵の有無を確認する習慣をつけることで避けることができる」「電子レンジで液体を沸騰させるのは避けたほうがよい。なお、液体を高温に温めた場合や沸騰させてしまった場合は、加熱が終了してもすぐに取り出さず、扉を開けないで1~2分冷ますことで突沸や吹きこぼれを避けることができる」としています。

電子レンジは火を使わないという安心感もあるので、小さな子どもの居る家庭では、「電子レンジから食品を取り出す」のがお手伝いの一つになっていることもあるかもしれません。しかし、これまで見てきたように電子レンジでの加熱に適さない食品や、加熱できても思わぬケガにつながる加熱方法もあるということを理解して、大人が扱う時には注意、子どもが扱う時には「もっともっと注意」して、便利な電子レンジを安全に使い、あたたかな時間を過ごしましょう!

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