Sony、Androidタブレット新モデル『Xperia Tablet S』を国内で9月15日に発売
Sonyは9月4日、Androidタブレットの新商品『Xperia Tablet S』を国内で9月15日に発売すると発表しました。『Xperia Tablet S』は、Sonyがちょうど1年前に発売した『Sony Tablet S』の後継機種となる画面サイズ9.4インチのAndroidタブレット。今回はSonyのスマートフォンブランド『Xpera』の下で発売されます。
前作の雑誌を折ったデザインを継承しながらも、厚さは平均42%カットし、570gへと軽量化、さらにIPX4の防滴性能を備える生活防水対応製品に仕上がっています。中身も、プロセッサがクアッドコアのTegra 3 1.4GHzに変わり高速化。バッテリー容量も6000mAhに増え、Wi-Fiでのウェブ閲覧時間は最長10時間にまで伸びました。OSは現行の『Sony Tablet S』と同じAndroid 4.0(ICS)ですが、『Xperia』のテーマがUIに適用されており、雰囲気がガラリと変わっています。また、友人や知人にタブレットを使わせるときに特定のアプリだけしか起動できないようにする「ゲストモード」、ウェブサイトやアプリ上の気になる部分を指でなぞるだけで切り抜くことができ、自分だけのスクラップブックを作成できる「スクラップブック」、『Xperia』スマートフォンのテザリング機能をタブレット側からONにして接続できる「Xperia Link」といった新機能が追加。さらに、ミュージックプレイヤーは「Walkman」に、ギャラリーアプリは「アルバム」に、動画プレイヤーは「ムービー」へとアップデートされています。
ラインアップはストレージ容量別に16GBモデル『SGPT121JP/S』、32GBモデル『SGPT122JP/S』、64GBモデル『SGPT123JP/S』の3種類。価格はオープンですが、実売予想価格は、16GBモデルは4万円前後、32GBモデルは4万8000円前後、64GBモデルは5万6000円前後と言われています。
『Xperia Tablet S』では、前作よりも多くのアクセサリー・周辺機器の販売が予定されています。現在発売予定なのは、ドッキングスタンド(回転式ホルダーを備えたスタンド)、ドックスピーカー、タブレットスタンド、クレードル、キャリングカバー(7色)、キーボード付フォリオケース、HDMIアダプタケーブル(MHLアダプタのこと)、USBホストアダプタケーブル、LCDプロテクトフィルム。詳細はこちら。
『Xperia Tablet S』のスペック
OS:Android 4.0.3(ICS)※Android 4.1(Jelly Bean)にもアップグレード予定
サイズ:(縦)241.2mm×(横)174.3mm×(厚さ)11.85~8.8mm、質量570g
ディスプレー:9.4インチ、解像度1280×800ピクセル(WXGA)、IPS液晶、1677万色、マルチタッチ対応
プロセッサ:Tegra 3 1.4GHz(クアッドコア)
GPU:ULP GeForce 12コア
メモリ:RAM 1GB、内蔵ストレージ 16/32/64GB
外部メモリ:SD/SDHC(最大32GB)
カメラ:背面に800万画素裏面照射型CMOS、前面に100万画素裏面照射型CMOS
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n、Bluetooth v3.0、DLNA、赤外線リモコン機能
外部端子:Multi Port、SDカードスロット、マイク、ステレオスピーカー、3.5mmオーディオジャック
バッテリー:6000mAh、Wi-FiでのWEBブラウジング時間は最長10時間
防水:○(IPX4防滴)
PlayStation Certified対応
Sony Entertainment Network対応
ClearAudio+、S-Master、S-FORCE、xLOUD対応
MHL対応(Multi Port経由でHDMI出力可能
※別売の専用アダプタが必要)
Source : Sony
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