『モンハンNow』棘竜・氷狼竜・剛纏獣!! シーズン7から登場する最新モンスター先行体験リポート

2023年9月に全世界でリリースされた位置情報ゲーム『モンハンNow』もついに2周年。
多彩なモンスターと本家シリーズにも負けないアクション性、ハンター同士の交流をたのしむための仕組みなど、リリース当初は想像もしなかったほど狩猟環境も充実してきた。
そして2025年9月18日(木)、シーズン7の開幕によってさらなる体験が始まろうとしている。
進化した狩猟に備えよう
本記事では『モンハンNow』で新たに実装される棘竜エスピナス、氷狼竜ルナガロン、剛纏獣ガランゴルムについて、主な特徴とメディア向け先行体験会で感じた手応えを交えて解説。
シーズン7で加わる新要素もまとめて紹介していく。

棘竜・氷狼竜・剛纏獣の特徴
2025年9月18日(木)から始まるシーズン7で実装が決まっている新モンスターはエスピナス、ルナガロン、ガランゴルムの3頭。
ここからは各モンスターの特徴と実際に挑んで感じた手応えを順番に紹介していこう。
なお、本文中に使用されているプレイ写真が手元を動画撮影した際の切り抜きで見にくい部分もある点はご了承ください。

棘竜エスピナス:確認出来た要素
全身に生えた赤い棘が特徴的な飛竜で、攻撃と防御が一体になった硬い殻で全身が覆われている。
そのため通常時の肉質が硬く攻撃が通りにくく、肉質が柔らかくなる咆哮後の状態変化時が部位破壊のチャンスだ。
【基本情報】
・攻撃属性:火・毒・麻痺
・弱点属性:氷・龍
・解放条件:シーズン7(特定のChapter)の緊急クエストをクリア
・モンスタートラッカー:可

【注意したいおもな攻撃】
・バックジャンプからの5連続ブレス
→連続かつ広範囲に放つ
→毒と麻痺の追加効果あり
※複数の着弾点に効果がしばらく残る
・3連ブレス
→毒と麻痺の追加効果あり
※複数の着弾点に効果がしばらく残る
・2連続噛みつき
→向かって右から始まる
・連続突進
→追尾性が高い
・噛みつきから尻尾の薙ぎ払い
→正面から噛みついたあとその場で回転する

▲連続ブレスに限らず各種ブレスには毒と麻痺の効果がある。制限時間の少ない本作では行動を制限するちょっと厄介な攻撃だ。

▲2連続で迫る噛みつきは動作こそ遅めだけど範囲が広く感じた。

▲連続突進は折り返してからダッシュが早く、1度回避したあとも気が抜けない。
■エスピナス:公式参考動画
■生産できる武器
スキル:破壊王【SPスキル】
効果:SPスキルの部位破壊可能な部位への蓄積ダメージ増加、部位破壊をするたびSP上昇

■生産できる防具
スキル:追撃
効果:初めて部位破壊をすると与えるダメージが増加
スキル:ハイチャージ【火】
効果:ハンターの残りの体力値によって火属性の攻撃力が増加

氷狼竜ルナガロン:確認出来た要素
四足歩行を基本とし冷却化を止め体内温度を急激に上昇させることで筋肉を膨張、二足歩行に適した体形に変化する。
四足歩行時は突進や噛みつきなどの素早い攻撃。
二足歩行に変化すると前脚を使った攻撃を繰り出す。
氷を纏うことで重心を変えて立ち上がることもできるトリッキーな相手だ。
【基本情報】
・攻撃属性:氷
・弱点属性:火
・解放条件:なし
・モンスタートラッカー:可

【注意したいおもな攻撃】
・連続ひっかき(氷纏い時)
→向かって左から高速で3回
・バク転からの飛びかかり(氷纏い時)
→間合いを詰められやすく範囲も広め
・氷ブレス(氷纏い時)
→ゆっくりと頭部を持ち上げ足元から前方広範囲に放つ

▲咆哮したあと氷纏い状態になり攻撃手段が多彩になる。連続ひっかきはとくに速いので注意しよう。

▲バク転でいったん下がることでハンターとの間合いを調整してくるようなイメージ。通常の飛びかかりと違って詰められやすく感じた。

▲前方に放つ氷ブレスは範囲が広い。このほかにも前方に飛びながらその足元に氷ブレスを吐く攻撃もある。
■ルナガロン:公式参考動画
■生産できる武器
スキル:ハイチャージ【氷】
効果:ハンターの残りの体力値によって氷属性の攻撃力が増加

■生産できる防具
スキル:弾導強化
効果:弾・矢の適正距離が広くなる

剛纏獣ガランゴルム:確認出来た要素
植物を体に棲まわせるという独特な共生関係を築き、植物や周囲の土砂を体液で固め体に付着物として纏い攻撃を強化する個性的なモンスター。
攻撃が大振りで一見相手をしやすいが、巨体を活かしたボディプレスには振動【大】の効果があるので間合いのとりかたがとても重要だ。
【基本情報】
・攻撃属性:無属性
・弱点属性:雷
・解放条件:なし
・モンスタートラッカー:可

【注意したいおもな攻撃】
・大岩投げ
→地中から大きな岩を持ち上げ前方に投げつける
→砕けた破片にも当たり判定があるので要注意
・岩盤の大爆発
→両前脚が纏い状態のとき地中から大きな岩を持ち上げ大爆発させる
→範囲がとても広くダメージも甚大
・両前脚への纏い行動
→右前脚の攻撃は爆破やられ状態を引き起こす
→纏い状態の前脚は属性攻撃が有効
※右前脚に水属性、左前脚には雷属性が有効(原作とは異なり各1属性のよう)だ

▲巨体で動きの遅いイメージがあるけどボディプレスで急速に詰めてくる。また、そもそも大きくて慣れるまで少しだけ距離感が掴みにくかった。

▲開始前のオススメ属性は雷の表記だけど、爆破やられ状態が厄介なのでそれに備えて水属性なんて選択肢もありか。このへんは実装後に試したい。

▲両前脚を地面に叩きつけ、ガランゴルムの脚元の大きな岩山が出現したら岩盤大爆発の合図。爆発するまでは体感で約5秒なので急いで退避しよう。
■ガランゴルム:公式参考動画
■生産できる武器
スキル:果敢
効果:ジャスト回避が発動しなくなるが与えるダメージが増加する

■生産できる防具
スキル:ガード強化
効果:通常はガードできない攻撃もガードできるようになる

シーズン7で注目したい4つのポイント
ここからは、すでに解禁されているシーズン7の情報のなかでとくに注目したい4つのポイントをおさらい。
【ポイント1:モンスター調査ピックアップ】
シーズンやイベント中はもちろん、いま自分が追い求めているモンスターをたくさん狩猟したいときに役立つ新要素。
たとえば“雷属性調査”を選べばそれに該当するモンスターが通常よりも多く出現しやすくなる。

▲左が調査前で右が雷属性調査を設定した場合。自分は雷属性調査、いっしょに行動するフレンドには火属性調査を依頼。パーティーを組んで同時にふたつの属性、モンスターの素材を集めるなんてこともできて便利そうだ。
【ポイント2:探索拠点】
従来問題視されていたプライバシー問題に対応。
今シーズンからハンター情報が削除された。
また、遠くのスポットから獲得した探索の証ほど“拠点名声”にボーナスが付与。
“探索の証”をはじめて獲得したときの演出もスキップ可能になった。

▲1ピリオド(約3週間)中に大量出現イベントを開催。また、ピリオド中の貢献度に応じて上位のハンターが表彰され、報酬としてアイテムボックス拡張がプレゼントされる。

▲正式リリースに合わせて“モンスター討伐の証”が追加。10頭の大型モンスターを討伐するごとに1枚の証が獲得できるようだ。

▲探索拠点では今後、拠点同士の競争ルールも追加予定。専用の交換所も実装が検討されている。
【ポイント3:スタイル強化の上方修正】
次元変異モンスターの素材を使う各レベルの強化項目(攻撃力、会心率、属性値)に関してパラメーターが大幅に上昇。
従来よりもスタイル強化の恩恵が大きくなる。

▲画像にあるのは攻撃力をあげていった場合の例。左が従来のもので右にあるのがシーズン7からのもの。上昇値は約10%ほどを予定しているそう。

▲スタイル強化が可能なもの、スタイルまたは追加パラメーターをひとつ選択しているもの、すべてを達成しているものをそれぞれ目視で判断できるようにデザインも変更された。
■スタイル強化:武器エフェクト
【ポイント4:離れたフレンドとの狩猟】
こちらは説明のみだった要素だが、シーズン7からは離れた地域に住むフレンドとも狩猟ができる。
これぞ多くのハンターが待ち望んだ環境だろう。
細かな仕様に関しては今後の情報に注目だ。


▲2周年を記念した重ね着や特典なども盛りだくさん。とくにログインすれば誰でも獲得できる“アイテムボックス拡張+5000”はとてもうれしい。
そんなわけであっと言う間に3周年目へ突入。
リリース当時は正直不安だらけだった『モンハンNow』もいまは多くのひとにオススメできるたのしい環境になってきた。
その一方、本作で唯一実装されていない操虫棍は“2026年の早い段階”までお預け。
操虫棍が初登場した『モンハン4』以来、ずっと愛用している筆者にとってはかなしい現実を突きつけられてしまった。
今回紹介してきたもののほか、新たな次元変異モンスターとしてイビルジョーが登場。
それに伴いイビルジョーの素材を利用した武器のスタイル強化ができるなど、細かな内容は下記『モンハンNow』の公式YouTubeチャンネルで語られるのでぜひそちらも確認してもらいたい。
【Nowナビ第3回:シーズン7情報】
P.N.深津庵
※深津庵のX(旧Twitter)はこちら
(執筆者: 深津庵)

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