Amazon.co.jp限定販売のデータ通信専用SIMカード(bmobile 4G)を買ってみた
Amazon.co.jpで5月31日に発売されたAmazon限定のデータ通信用SIMカードを入手しました。
AmazonのSIMカードはNTTドコモの3G網とLTE網を使った日本通信 bmobile 4Gサービスのもので、1ヶ月1,980円で500MBまでのデータ通信が利用できます。内容としては、日本通信が以前より販売している1GBを1ヶ月3,100円で使える「1GB定額」の500MB版といった感じですね。容量単価は1GB定額の方が安いのですが、1ヶ月500MBも使わないからもっと安いSIMが欲しいという方にはちょうど良い製品になると思います。
Amazonのショッピングサイトでは、通常サイズとmicro規格の2タイプのSIMカードが販売されています。価格はそれぞれ3,150円です。今回は両方とも購入しました。
パッケージを開けてみると、次の写真のようにSIMカードが貼り付けられており、電話番号(音声通話用ではありません)やシリアルナンバー、開通手順、端末の設定手順などの説明が記載されています。今回は通常サイズのSIMを紹介します。
まず、通常サイズのSIMをGalaxy Nexus GT-I9250に挿入。
次に、Galaxy Nexusを起動して、パッケージに書かれているAPN情報を登録します。Galaxy Nexusの「システム設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→「新しいAPN」をタップして表示される項目に情報を入力、保存します。後は作成したAPNを選択するだけで端末側の設定は完了します。
「名前」には適当な名前を入力します。「APN」には「bmobile.ne.jp」を入力します。「ユーザ名」には「bmobile@am」を入力します。「パスワード」には「bmobile」を入力します。「認証タイプ」は「PAPまたはCHAP」を選択します。
SIMカードを購入しただけではデータ通信を利用することはできません。使えるようにするために開通手続きを行う必要があります。その手続きはパソコンで http://www.bmobile.ne.jp/am/apply.html にアクセスし、SIMカードの電話番号とシリアルナンバー、氏名・住所などの個人情報、利用料の支払い方法を登録するだけです。支払い方法はクレジットカードのみに対応しています。必要な手続きはこれだけです。5~10分くらいで済ませることができます。
開通手続きを済ませると数分後で使えるようになります。私の場合は20分ほどで使えるようになりました。次の写真は開通済み、かつモバイルデータに接続した状態(HSDPA cat 9で)ですが、ステータスバーのアンテナアイコンに接続タイプを示す画像は表示されませんでした(Galaxy Nexusの場合ですが)。でも、この状態でデータ通信できます。
気になる通信速度をSpeedtest.netアプリを使って計測してみました。結果は次の写真の通りです。テストした環境では下り2Mbps~2.7Mbps、上り350kbps程度といった感じでした。比較のためにドコモSIMを挿したXperia acro HD SO-03Dのテスト結果を紹介します。テストはタイミングをずらして行いましたが、ドコモSIMの方は下り600kbps~2.3Mbpsとばらつきが見られます。テストした環境ではAmazon SIMの方が安定しており、しかも若干高速なようです。2Mbps程度出ていることもあってか、3分間のYouTubeの動画をHQ品質で再生しても、映像は途切れることなくスムーズに流れていました。
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