ラリーペイジ出資の空飛ぶ車「BlackFly」、SUV並みの値段で来年にも一般発売へ
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最大スピード時速100キロで空を飛び、着陸・着水できる「BlackFly」だ。SUV並みの値段で来年にも一般発売する予定という。
・開発に9年
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実際、空飛ぶ車は今や多くの企業が着手しているが、開発すると明らかにしてからプロトタイプに至るまでにもそれなりの時間がかかる。
Openerも例外ではなく、ただ知られていなかっただけで、垂直離着陸機(VTOL)であるBlackFly の開発に実は9年かけているとのこと。Openerの経営面をみると、Google共同創業者ラリーペイジが出資するなど、それなりに資金力はあるようだ。
・航続距離40キロ
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この手の乗り物の操作は難しそうという印象があるが、コントロールはジョイスティックで行い、Openerは「わずかなトレーニングで乗れるようになる」としている。出発地点にボタン一つで戻れる機能も搭載しているという。
ただ、BlackFlyは軽量飛行機に分類されるので、米国連邦航空局(FAA)のプライベートパイロット筆記試験をパスしている必要があるとのこと。
BlackFlyはすでに米国そしてカナダで軽量飛行機として承認を得ていて、早ければ来年にも一般向けに発売する予定。SUV並みの値段とのことで、空の交通に革命を起こす可能性を秘めている。
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