『ジュラシック・ワールド/炎の王国』主演2人に直撃! パークの崩壊後に彼らが別々の道に進んだ理由とは?
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2015年に全世界で大ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』の続編、映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が7月13日(金)に公開を迎えました。前作に引き続き、ヴェロキラプトルのブルーと心を通わせる恐竜行動学のエキスパート、オーウェン役にクリス・プラット。ジュラシック・ワールドの元運営責任者で、今作では恐竜保護団体の代表を務めるクレア役にブライス・ダラス・ハワードが出演。
パークの崩壊から3年、火山の大噴火の予兆が観測されるイスラ・ヌブラル島。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すのか、究極の選択に迫られます――。
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――まずはクレアについて。今作ではハイヒールを脱ぎ捨てましたね!
ハワード:ええ、今回はとても走りやすかったわ(笑)。
――キャリアウーマンとして誇りを持っていたクレアの内面の変化とも言えますか?
ハワード:まさにその通りで、履いている靴は彼女自身の物語のメタファーになっているの。パークの責任者として、前作で起こった出来事の罪悪感から恐竜の保護団体を立ち上げて奮闘している。目的を見つけて使命感を持つ彼女は、文字通り、地に足が着いた状態と言えるわね。
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――一方のオーウェンは、今作までの間にどのような心境の変化があったのでしょうか。劇中で多くは語られなかった部分かと思います。
プラット:前作からの3年間でオーウェンにどんな変化があったのか、自分なりにバックストーリーを考えてみたんだ。前作で起こった出来事に対して、何らかの形で向き合うために区切りをつける必要があったと思う。みんな忘れているかもしれないけど、オーウェンは元軍人という設定なんだ。だから恐竜に襲われるのは確かにトラウマではあるけど、過酷で悲惨な経験は過去にもたくさんしてきている。そういった時の自分なりの対処法は心得ていて、彼の場合は“逃げる”ことなんだ。孤独になることを選んだ結果、田舎の小屋暮らしに落ち着いたんだね。
――なるほど、お似合いの二人が別の道を選んだ理由がしっくりきました。今作はシリーズの中でも、クローン技術の功罪や恐竜愛護の観点でより踏み込んだ内容になっていますよね。
ハワード:今作は3部作の2作目にあたる作品で、アドベンチャーの要素は引き継ぎつつ、恐竜と人間の共生というテーマや、テクノロジーが悪用されるとどうなるのか、といった内容に深く切り込んでいると思う。3作目への橋渡し役を見事に担っていると言えるわね。ただ恐竜を再生させるだけではなく、行動には結果が伴うことを教えてくれる物語。そして次にまたとてつもなく壮大な出来事が待っていることを予感させてくれるでしょ?
――はい、次回作が待ち遠しいです(笑)。今作の撮影中、お二人は次回作の構想をある程度はご存知だったのでしょうか?
ハワード:何となく感じたり聞いたりはしていたけど、実際に脚本を読むまでは分からないの。今まさに執筆中と聞いているわ。
プラット:個人的に望んでいるのは、25年前のシリーズから全部をまとめての完結編になることだ。元祖3部作に出てきたキャラクターたちを総出演させて欲しいな。今作はジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士が出てきたけど、次は全ての意味で最終章を締めくくるような展開になると嬉しいね。
――展開的には『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の100倍くらいスケールアップした作品を期待しています!
プラット:最高だね! 僕もそう思うよ。
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――実は今回、編集部スタッフの子どもたちが描いた「ぼく・わたしのかんがえたさいきょうのきょうりゅう」のイラストを持ってきたので、よかったらご覧いただけるでしょうか?
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ハワード:オー、ワオ! なんて素敵なの! 凄くクリエイティブね。私は11歳の息子と6歳の娘がいるんだけど、きっと同じくらいの子どもたちね。
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プラット:どれも美しいね。これはエラがあって水中も泳げそうだ。凄く迫力があって良いね。お気に入りだよ!
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ハワード:みんな素晴らしい絵だと伝えて欲しい。あと、ぜひ映画も見に来てね(笑)。
――みんなに伝えておきます! 本日はありがとうございました!
「ぼく・わたしのかんがえたさいきょうのきょうりゅう」を恐竜マニアのコリン・トレボロウにじっくり見てもらったインタビューはコチラ。
https://getnews.jp/archives/2058877[リンク]
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公式サイト:
http://www.jurassicworld.jp/
(c)Universal Pictures
(c)Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. and Legendary Pictures Productions, LLC.
Photo:Kazuhiko Okuno
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