Airbnbを活用したルフトハンザのマーケティング活動がユニーク

LufthansaがAirbnbで貸出しているスペース空き部屋を貸し借りするオンラインマッチングサービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」では、これまでに、ツリーハウスや古城、ハウスボート、キャンピングカーなど、ユニークな居住スペースが登録されてきた。

そして、このほど、Airbnbの創設以来、初めて、長距離フライトの座席が“貸出スペース”として登録され、航空業界や旅行業界の内外で話題となっている。

・Airbnbでフライトチケットを販売

Airbnbでユニークなマーケティング活動を展開するルフトハンザ「雲の上の快適が、あなたをお待ちしています」と銘打ち、Airbnbでフランクフルトからニューヨークまでのフライトを販売しはじめたのは、独航空会社のルフトハンザ(Lufthansa)だ。

2016年8月23日から12月15日まで有効なフランクフルトとニューヨークの往復チケットを、699ユーロ(8万3,721円)で提供。

投稿された物件情報によると、飛行機の客室を“共用部屋”に見立て、“カウチソファー”代わりのプレミアムエコノミークラスの座席では、専用モニターで映画や音楽などが楽しめるエンターテイメントプログラムやWiFiを自由に利用できるという。

・Airbnbのブランド力を活用したユニークなマーケティング

ルフトハンザでは、2016年3月以降、欧米での政治や経済に対する先行き不透明感の高まりから、とりわけ長距離便の予約が大幅に減少しており、2016年度の業績予測を下方修正した。

Airbnbでのユニークな航空チケットの販売は、Airbnbのブランドを活用したマーケティング活動として、先進的な試みといえるだろう。

Luxury Awaits Above the Clouds – Airbnb

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Techable

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