“ソーシャル”な読書を体験 誌面でつぶやける電子書籍ビューア『bookpic』ブラウザ版
たとえば、『ニコニコ動画』でコメントを見ながら他のユーザーと共に動画コンテンツを楽しむように、誌面上でつぶやいて“誰かと一緒に雑誌を読む”感覚を味わえる電子書籍ビューア『bookpic』はもう試してみましたか? 美術出版社と美術出版ネットワークスは、『bookpic』ブラウザ版で、美術出版社『美術手帖』のパイロット版を無料公開しました。
『bookpic』はソーシャル機能を搭載した電子書籍ビューア。当初はAndroidアプリで展開してきましたが、2011年8月よりHTML5によりブラウザ対応しています。ブラウザ版は美術出版社の『美術手帖』からスタート。2011年9月号では、現在『第8回ヒロシマ賞受賞記念 オノ・ヨーコ展 希望の路 YOKO ONO 2011』が開催中のオノ・ヨーコ氏の特集をダイジェストで無料公開しています。
無料公開のコンテンツおよび“つぶやき”は誰でも閲覧できますが、コメントするにはユーザー登録(無料)が必要。誌面上では、『美術手帖』編集部やオノ・ヨーコ氏自身の“つぶやき”を見ることができ、彼らと言葉を交わす感覚で感想やメッセージを残すことができます。
『bookpic』では、ユーザーは雑誌の読者であるとともに、コンテンツの“参加者”。雑誌のファンやコンテンツに関心のあるユーザーとコミュニケーションしながら雑誌を楽しみ、また“つぶやく”ことで自らもコンテンツとなる新しい経験があります。また、雑誌や書籍の発売後に、コメントや動画、商品へのURLが追加されるため、ページを開くたびにアップデートされていくのも面白いですよ。
ちょっと新しい本の楽しみ方を『bookpic』で体験してみてはいかがでしょうか。コメントは『twitter』『Facebook』と連携し、つぶやいたページのURLをさらに多くの人と共有できます。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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