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【まめち】社名の由来が都市伝説化してる『アシックス』 ホントはどういう意味?

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世界が認める競技用シューズブランド『アシックス』の由来は?――たくさんの人が『アシックス』という名前を「足(アシ)」と結びつけて考え、その社名の由来を誤解しています。なるほど、靴のブランドだし「足」に関係が深いのはたしかですが、実は『アシックス』という名前は「足」とまったく関係がないのです。

アシックスの由来としてまことしやかに語り継がれているのは、「『足(アシ)+X(無限の可能性)』から社名をつけた」という説。そして、1977年に三社(ジィティオ、ジェレンク)を合併して社名を「オニツカ」から「アシックス」に変更した際に、「3人の足は6本だから『足(アシ)×6(シックス)』」という説です。いずれも妙な説得力をもって広く流布し、もはや都市伝説にすらなりつつあります。

でも、アシックスのスペルをよく見ると「ASHIX」ではなく「ASICS」ですよね? 社名に込められた思いをひもとくカギはこのスペルのなかにありました。

古代ローマの風刺詩人・ユウェナリスの詩に「(もし神に祈るなら)健やかな身体に健やかな精神をと祈る(べき)」という言葉があります。「健やかな身体に健やかな精神を」のラテン語「Mens Sana in Corpore Sano」の「Mens(才知)」を「Anima(生命)」に置き換え、その頭文字をとったものが「A・S・I・C・S(Anima Sana In Corpore Sano)」というわけです。

また、この言葉はアシックスの経営理念でもあり、「スポーツを通じて世界中の人々に健康で幸せな生活を送ってほしい」という願いが込められているそうです。でも、真実ではないにせよ、「足+X」や「足+シックス」という説も愛嬌があってなかなか悪くありませんね。ブランドイメージにもそこそこ合うような由来説が流れること自体、『アシックス』が多くの人に好かれているという証拠なのかもしれません。

※画像はアシックスウェブサイトより引用。

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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