現行機種『Xperia SO-01B』のOSバージョンアップはAndroid 2.1まで ドコモ発表会で説明員が認める
NTTドコモは2月24日、2011年春モデルとしてAndroidスマートフォン『Xperia arc SO-01C』を3月24日に発売することを発表しました。この発表会のタッチ&トライコーナーで説明員への取材により、現行機種『Xperia SO-01B』のAndroid 2.2へのバージョンアップは行われないことが明らかになりました。
Android 1.6搭載で昨年4月に発売され、その後11月にAndroid 2.1へのアップデート、2011年1月にはマルチタッチ対応のアップデートが実施された『Xperia SO-01B』。新機種の『Xperia arc SO-01C』がAndroid 2.3搭載で発売されることもあり、現行機種は2.2へのバージョンアップが行われる可能性が考えられましたが、説明員は筆者の質問に「今のスペックでは難しい」と答え、2.2へバージョンアップしないことを認めました。
ドコモのウェブサイトでは、既に24日から現行製品『Xperia SO-01B』のページが削除されています。1月28日に開催された同社の2010年第3四半期決算発表では販売台数が60万台を超えたと発表され、同社のスマートフォン販売をけん引してきた『Xperia SO-01B』。新機種の発表による陳腐化は避けられないとはいえ、2.2へのバージョンアップを期待していたユーザーには残念な結果と言えそうです。
画像:NTTドコモウェブサイトより引用
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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