野郎人気No.1! ”狂犬”ジェレミー・レナーが大暴れ! 爆破処理戦争ジャンキーの次はゴロツキだ!
ガジェット通信を読んでる漢達よ!俺達を今一番熱くしてくれる労働者階級顔のニュー・スターを知ってるか? そいつはジェレミー・レナー(40歳、遅咲きの苦労人)だ。そこら辺のハリウッドスターみたいにチャラチャラしてない信用できる男だ。
え? 誰? というユーザーには、オスカー他賞レースを片っ端から荒らした『ハート・ロッカー』でアドレナリン全開で地雷処理してた戦争ジャンキー、ウィリアム・ジェームズ軍曹といえば分かるだろう。
そんなレナー軍曹がまたやってくれたぞ!ベン・アフレック監督の男気作『ザ・タウン』でのゲットー育ちのゴロツキ、ジェムを好演している。ジェムをざっくり説明すると義理人情に厚く、ケンカ上等の狂犬だ。ゴツい腕にタトゥー、首の後ろにも”Fighting Irish”のタトゥー&ギラギラの金時計とネックレスといういかにもな容姿だ。昼からビールをかっくらい、赤ら顔で
「暇だしよぉ、金ねえなら強盗しかねえだろ?なぁ兄弟」
ときたもんだ。ちなみに舞台はボストンのチャールズタウン。若いゴロツキは銀行強盗にならざるを得ないという伝統の街だ(どんな街だ!)。つまり”ザ・タウン”から逃れられないでいるのだ。
特に俺がハートを撃ち抜かれたシーンを紹介する。街のチンピラが、ベンアフの彼女クレア(レベッカ・ホール)に嫌がらせをした。キレたベンアフが「何も聞かずついてこい」と狂犬・レナーに出動依頼。さすが狂犬、何も聞かずにGO! ベンアフと共にホッケーマスクをかぶって警棒のような鈍器をもって報復に!
……が、頼んだダチが悪かった! ベンアフを置いといて、狂犬祭りが開催される! 銃は撃つわ、制止を振りって殴る殴るのやりたい放題!!挙句にはマスクを取って顔を自ら明かし、「ダチに何をした!?街から出ろや!いつでもかかってこんかい!」
帰り道にドン引きしているベンアフを横目に「おい兄弟、お前が止めなきゃ殺ってたぜ」と軽く感想を述べていたぜ!
いやぁー、ここまで振り切れている”漢”っぷりには脱帽!! そして狂犬・レナーは最期までこのテンションのまま突っ走り、最後は映画史に残るカッコよさを披露するんで夜露死苦!
本作の演技が響いたのか?! 第83回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたぞ!クリスチャン・ベイル(『ファイター』)ジェフリー・ラッシュ(『英国王のスピーチ』)など超激戦区だが我々は狂犬レナー軍曹を断固支持する!
そんなレナーだが、実は本気でスター街道まっしぐら。最高のスパイ、トム・クルーズ=イーサン・ハントシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年12月16日)では準主役の扱いで、ウワサによるとレナーの新シリーズがスピンオフされる可能性も示唆されている。
また、アメコミヒーロー夢のマッスルドッキング映画『アベンジャーズ』(2012年)では、始めは敵でアイアンマンとバトるんだけど改心して仲間になるというヒーロー、ホークアイを演じる。ちなみにどんなキャラかというと血の気が多く、わがままな弓の達人らしい! まさにぴったりの役をガンガンゲットしている。
とにかく今一番アツくギラギラしている男、ジェレミー・レナーの魅力がフルスロットルな映画『ザ・タウン』は2月5日公開! 傑作だぞ!
@ニフティ映画
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(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
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