本日オープン! 『ニコニコ動画』のニュースサイト『ニコニコニュース』編集部にインタビュー 20代ユーザーはニュースを読んでくれるのか?
『ニコニコ動画』の『ニコニコニュース』が10月29日、新たにニュースサイトとしてリニューアルされました。ニュースサイト? 『ニコニコ動画』を訪れる20代が中心のユーザーって、ニュースを読むのかな? 編集部を訪問して皆さんにインタビューして聞いてみました。『ニコニコニュース』は、どんなメディアを目指していくのでしょうか。
・メンバー紹介
今回、インタビューに応じていただいたのは、ドワンゴのニコニコ事業本部 企画開発部 第四セクションの3名の皆さん。まずは新聞社からネットの大手ニュースサイトを経て『ニコニコニュース』編集長に就任した亀松太郎さんから、それぞれ『ニコニコニュース』で担当する役割を聞いていきます。聞き手は筆者(以下、ガジェ通)と、ガジェット通信発行人の深水英一郎(ふかみん)です。
亀松太郎(以下、亀松):全体的な統括と、メディアの出身でもあるのでその経験を生かして、媒体社との交渉であったり、この媒体を使おう、と決めたりというところをやってます。
橋爪雅治(以下、橋爪):私はトピックス編集をやります。『Yahoo! ニュース』さんで言うと『Yahoo! トピックス』のように、外部からいただいた記事を基に面白そうなネタをピックアップして、15文字ぐらいの見出しにまとめて並べるという。土日も更新していきます。
あれ、ガジェット通信にも記事を書いているゲストライターの伊予柑さんがいますね。
伊豫田旭彦(以下、伊豫田):伊豫田(いよだ)です。もともとドワンゴではSE的な仕事をしてまして、『ニコニコニュース』でもシステム部分を技術の方と調整するお仕事と、あと某未来検索ブラジルさんというところで記者をしてまして……(ふかみんから“伊豫田さんという人はいません”の声)親戚がいるのかな? その延長線上で取材をさせていただく予定です。
・『ニコニコニュース』とはどんなメディア?
ガジェ通:『ニコニコニュース』とは、どんなサービスなのか、また立ち上げた経緯などを教えてください
亀松:『Yahoo!』の中に『Yahoo! ニュース』があり、『mixi』の中に『mixi ニュース』、『livedoor』には『livedoor ニュース』がある。ポータル的なサイトにはニュースのコーナーがありますので、それと同じものが『ニコニコ』の中にもあっていいんじゃないか。というのがとっかかりだったと思います。
内容としては、それらポータル系のサイトのニュースと同じように、通信社とかネットのニュースメディアであるとか、そういう媒体から記事を提供していただいて、それを我々の方では、「この記事がうちのサイトでは重要かな」というものをピックアップして、見出しをつけ直してトップページなどに掲載していく、というものです。
ガジェ通:文字のニュースが中心ということなんでしょうか。
亀松:まずそこからはじめます、という感じですね。『ニコニコ動画』はもともと動画で出発して、最近は生放送に力を入れているので、本当はそこをやりたいんですけど、現状は動画であったり生放送のニュースにコストをかけても、それに見合うリターンがないだろうということで。
『ニコニコニュース』というのは他のメディアさんからニュースを提供してもらうことを核に考えていますが、動画のニュースを提供してくださいと言っても、我々にとってリーズナブルな価格で提供してもらえるところはほとんどないのが現状です。テレビ局のサイトを見てもお分かりのように、ネットで動画のニュースを見る文化っていうのはまだ育ってないですし、今後も流行るかどうかは分からないですよね。
ネットでニュースを見ることができるよさっていうのは、非常にたくさんのニュースがある中から、自分が読みたいものをクリックひとつでどんどん読んでいけることとか、関連記事にもどんどんピックアップしていけること、あとは検索機能を使って、その時々の自分に関心のあるキーワードに関するニュースを見ていけることだろうと思います。でも、これらは今の動画ニュースには当てはまらないですよね。
しかも、動画のニュースは2分なら2分見ないと、面白いかどうか判断できません。エンタメだったら「この動画面白いよ」という話があったときに100万再生とかされてるものを見る価値はあると思うんですが、ニュースは情報そのものが価値であったりするので、動画をわざわざ見る必要がないことが多い。たとえば尖閣諸島の問題で船が衝突したビデオを独占公開できたらものすごい再生数になると思うんですが、そんなことはほとんどまれでしょう。大抵の場合は、たとえば首相の会見なんかを2分ぐらいの動画で見せても、菅さんの顔がずっと映っているだけなので、とりあえず文字だけの記事で十分なんじゃないかと。
ガジェ通:『ニコニコニュース』さん自身でも記事を書くんですよね?
亀松:外部からの配信記事のほかに、我々自身のメディアというのをもう1個作って、それを載せてこうということです。名前は『NCN』というのでやっていくんですが、『NCN』というメディアは『ニコニコ』に関するものとか、我々が様々な番組を生中継している機会を利用して記事を作っていきます。
ふかみん:記事を見るのにログインは必要ですか?
亀松:記事自体はだれでも見ることができます。
ふかみん:『ニコニコ』さんのニュースサイトが大きくなって、僕らは食われちゃうんじゃないかな。
亀松:そこは棲み分けをしていきたいと考えてます。深水さんのインタビュー企画もどんどんやっていただいて、載せていきたいです。
・『ニコ動』との連携は?
文字を主体とした記事を他社だけでなく、自社でも提供していくという『ニコニコニュース』。『ニコニコ動画』とはどのように連携していくのでしょうか。
亀松:最初の段階では、機能面では本当に簡単なものだけを搭載します。ニュース記事の下にコメント欄があって、『Twitter』でコメントを投稿してもらう。あとは関連動画。『ニコニコ動画』の中にある動画について、記事に関連したタグ(キーワード)をひもづけて、記事の内容に近い動画を紹介します。それぐらいですね。今後はまだ言えないですが、それなりに壮大なことを考えてまして……そういう開発のところは伊豫田君に担当してもらいます。
ガジェ通:『ニコニコ動画』から『ニコニコニュース』へは、どのように誘導するんですか?
亀松:『ニコニコニュース』の公開と同じタイミングで、『ニコニコ動画』全体がリニューアルされます。トップページのデザインも変わって、“総合トップ”と呼ばれるトップページの真ん中あたりにニュースのエリアができるんですね。そこにニュースのトップ記事7本が掲載される、という形で導線になります。
伊豫田:ほかにも、動画を見ながらニュースに触れてもらおうということで、動画プレーヤー上部の“マーキーエリア”と呼ばれる情報が流れてくるエリアに、ニュースのトピックス情報も流して、動画を見てると自然に世の中の流れが分かるという仕掛けを用意しています。
ガジェ通:クリックしたら記事のページへ飛ぶ。
伊豫田:そうですね。多くのお客様は動画だけを見にこられるので、自然に邪魔にならない程度に。
亀松:現在も動画のプレーヤーの上にいろんな情報が流れてくるんですけど、そこにニュースを流していこうと。
これは僕の個人的な感覚ですけど、新幹線に乗ってるときにドアの上に流れるニュースを結構見ちゃったりするんですよね。動画を見ながらでも、絵と文字って別々に認識してる気もしますし。テレビを見ているとき、地震のニュースを字幕スーパーで見るのと同じで、動画を見てるときに文字情報が入ってくるのは意外と見てもらえるんじゃないか。しかもニュースのように価値のある情報だったらクリックしてもらえるんじゃないか、と。
ひとつの実験なんですけどね。意外とこれって今までやられていなくて。まさしく動画サイトならではの文字情報への導線なので、試しにやってみたいんです。
・『ニコ動』ユーザーはニュースを読むのか?
他の媒体からの記事だけでなく、自社でも『ニコニコ動画』ユーザー向けに記事を配信する。『Twitter』で寄せられた記事へのコメントが、外部から『ニコニコニュース』に人を集める。1日に900万ページビュー以上のトラフィックを誇る『ニコニコ動画』トップページにトピックス枠を設けるだけでなく、動画プレーヤーの上にもトピックスが流れる。これなら多くの人に見てもらえそうですが……。筆者はある疑問をぶつけてみました。
ガジェ通:『ニコニコニュース』のターゲットユーザーはどんな人たちなんでしょうか?
亀松:『ニコニコ動画』のメインのユーザー層というのが20代男性。そこを中心にしながら、層を広げようというのが全体的なテーマではあるので、20代女子は当然ですし、上の30代にも広げていきたい。いろんなジャンルを扱えるので、ニュースというのはその入り口になりやすいと思うんですよね。『ニコニコ動画』に来たことがない人に来てもらうきっかけになったり、登録したけどその後ご無沙汰してしまってる人にもう1回使ってもらおうと。ニュースには、今のコア層をもっと広げる役割が期待されてるのではないかと思います。だとするとターゲット層は20代と30代の男女。
ふかみん:ちょっと上の層を狙うんですね。
亀松:ニュースということでは、もうちょっと広げてもいいかもしれません。そうすると政治とか堅いニュースを入れてもいいだろうし。あと、ニュースの読者は、あんまり『ニコニコ』のことを知らなくてもいいのではないかとも思っています。『ニコニコ動画』に登録して1か月以内の20代~30代の男女で、関心はそれなりにある、だけどあまりよく知らないという人。特にNCNから『ニコニコ』の情報を発信する際には、そういうイメージを持って臨みたいなと思っています。
ガジェ通:20代男性って、活字離れじゃないですけど、文字をあまり読まない人が多いと思うんですよね。うちにも百花繚乱という記者がいますが、「ガジェ通を全然読んだことがない」って平気で言うんですよ。
伊豫田:彼はニュース的な情報はどこから得るんですか?
ふかみん:人づてかな? どこどこが面白いっていう話を周りの人から聞いているようです。
伊豫田:テレビも見ないですよね。大体『ニコニコ』やってる人って、テレビを見ない人が多いので。
ガジェ通:そういう、ほとんど文字を読まなくなってる人が結構いるんじゃないかと予想していて。そういう人を文字の媒体へ引っ張り込むのって結構大変なんじゃないかと思うんですよね。
伊豫田:おそらく20文字以下のコメントは皆さん読んでらっしゃるということは、動画の上の部分は読むんじゃないかと。
亀松:本当のところはよく分かりません。仮説として思ってるのは、『ニコニコ動画』って動画サイトって思われてますけど、意外とテキスト(文字)サイトじゃないかという気が最近してるんですよ。
動画や生放送へのコメントは、短いですけどもテキストで投稿するわけですし、あれを読むっていう文化があるじゃないですか。コミュニケーションをテキストでやってるわけなんで。長い文章となるとなかなか難しいかもしれないですけど、キャッチーな見出しがついていたり、印象的なフレーズが記事の中に出てくるっていうのは、意外と読まれるんじゃないかなという気がしてます。
・ニュースって必要なもの?
ふかみん:NCNさんって、記事の書き方として工夫しようと思われていることがあれば、僕たちも勉強させたいただきたいんですが。
伊豫田:いや、まだ若い媒体で、すべてガジェット通信から学ぼうと思ってますよ。
ふかみん:ご冗談を。
伊豫田:いやでも、ホント分かってないんで。
ガジェ通:ガジェット通信は読者が30代後半から40代の“オッサン媒体”ですからねえ。
亀松:でもネットメディアってほとんどそうですよね。何社か行きましたけど、『J-CAST』もそうだし、『livedoor』もそうだし、『サイゾー』もそうだし。ほとんど30代から40代で、新聞を取ってない人たちっていうので大体決まっちゃってますよね。
伊豫田:昔っからニュースを見るのって、その層の人たちなんじゃないですか、そもそも?
亀松:でもニュース自体は興味ある人たちっているんじゃ……。
伊豫田:いないんじゃないかなあ。生きてくうえで必要ないもん。そもそも社会人が新聞読み始めたのは、取り引き先の話についていかなきゃいけないからイヤイヤ読んでるだけで。
亀松:でも、営業の仕事をしてたら必要だよね。
伊豫田:必要があって読むんであって、営業の仕事してなかったら読まないって話じゃないですか。なので、『ニコニコ』としてはニュースについて話す場を徐々に作っていくことで、『ニコニコ』に来る方にニュースを読んでいただく、ということは考えています。そうでない限りは、百花繚乱さんは必要がないからニュースを読まない、必要があればだれでも読むと思うので。
亀松:そこは読む人もいれば読まない人もいるんで。
ふかみん:意見分かれてるんですけど……。亀松さんは読まれるんですか?
亀松:僕はねえ、読まないんですよ、ニュース。
伊豫田:あれ?
ふかみん:大丈夫ですか、その発言。
亀松:それは「意図的には」ですね、意図的には読まない。たとえば電車の中でしゃべってる会話とか、電車の中吊り広告に載ってる見出しとか、テレビのワイドショーとかはなんとなく見るので、そういうところに流れてくるものは自分の耳で……。
ガジェ通:自然に飛び込んでくるものはちゃんとキャッチする。
亀松:だから、『朝日新聞』とか『Yahoo! ニュース』をちゃんとまとまって読むことは僕自身、実はやってないんですけど。
ふかみん:そういう人はあんまりいないですよね。上から読んでいきましょうとか。
亀松:パッケージ化されたものに対してはそうですね。生活のいろんな場面にニュースって結構転がってると思うんで、そういうものは拾ってると思うんですよね。そういう形でニュースって、ほとんどの人がどこかしらで消費してるんじゃないかな。だから導線としては『ニコニコ動画』のトップからというのを重視してるんですけど、動画を見ながら上に流れてくるのをなんとなく見てもらって、気になったらクリックしてもらうのは、自分の感覚ととても近い気がするんですよね。
・“ニコニコ村”のローカルニュースを目指す
亀松:朝日新聞が出してる『Journalism』って雑誌があって、その中にアメリカのジャーナリズムについてのレポートが載っていたんですが、ネットでニュースを読む人たちっていうのは、断片的にニュースをつまみ食いする傾向が強まっていると書かれていました。
そういう傾向をいわゆる“新聞人”とされる人たちは非常に嘆いているんですけども、その傾向自体はどんどん強まっていく一方だと思うんですよね。個別の記事で面白いのがあったりすると、ブックマークや『Twitter』で広がってワーっと読まれるんだけど、同じメディアであっても、読まれない記事はまったく読まれない、というふうになっていきますよね。
だから意識的にニュースを見る人はそんなに多くないかもしれないけど、なんとなく新しいものとか新しい情報に反応する人はいるのかなって思います。もうひとつはニュースの定義次第だと思うんですよね。百花繚乱でも、自分が興味を持っている領域の新しい情報であれば飛びつくと思うんですよ。
伊豫田:いわゆる“ローカルニュース”っていうのは絶対に必要とされてるので。アメリカでもよく大新聞は売れないけどローカルの新聞は売れている、必要とされているというのがあると思うんです。“ニコニコ村”っていうひとつの村に対するローカルニュースは絶対に読まれると思う。
亀松:『ニコニコ』も、かなり細分化が進んでいて、自分の好きな領域は見るけど、ほかはよく分からないということになってると思うんですね。たとえば生放送ばっかり見てる人もいれば、動画、それも自分の好きなジャンルの動画ばっかり見てるっていう人がいっぱいいると思うんですよ。
ニコニコ動画を運営してる側としては「ほかにも面白いものあるのにもったいない」というのもあると思いますし、『ニコニコ』に関する情報が、読みやすいニュース記事の形で提供されて伝わるというのは、そういう人たちに別の面白さを知ってもらうきっかけになる。それは、ローカルニュースとして重要な点じゃないですかね。
・『ニコニコニュース』の今後
ガジェ通:記事の配信元は、どのような基準で選定されたんですか?
亀松:今後、新しい機能を追加してこうと考えてるんですけど、大まかなところは媒体社さんにお伝えして。そのうえで「どうでしょうか」という話をしてるんですけど、その際に非常に理解があるところと、消極的なところがあったりするんですよね。
ふかみん:僕らは「待ってました」って感じなんですけどね。
亀松:「それはダメです」というところもあるんですよね。「それは今は認められません」というところが。
ふかみん:そういう媒体は勝手に消えていってほしい……。
亀松:(無視して)今後は、ただニュースを読ませるだけではなくて、ニュースを見たユーザーさんに何らかの形で参加してもらうところを強化していきたい。そういうことを今後一緒にやっていきやすいところが重要だと思ってます。
ガジェ通:お話いただける範囲で今後どうなるか教えてください。
伊豫田:カテゴリー分けはします。
亀松:そうですね。それはやります。できるだけ早く。読みたい記事と同じカテゴリーという形で、できるだけその人の嗜好にあったものにたどりつきやすいようにしたい。
※編集部注:「政治・社会」「ビジネス」「海外」「スポーツ」「エンタメ」「ゲーム・アニメ」「雑学」の8ジャンルを準備中
伊豫田:あとは、記事と一緒に動画を掲載するなど、動画との連携、動画を使ったニュースを届けることのトライアルをいろいろやっていきます。
亀松:もともとは動画とか生放送を使ったニュースをやりたくて、最終的なゴールはそこかなと思ってるんですよ。単なる動画ニュースは違うかもしれないと思ってますが、生放送というのはニュースの最終ゴールという気がするんですよね。そこに向けてトライアルをやっていく。
ふかみん:生放送の公式放送増えすぎじゃないですか?
橋爪:1日10本とかざらにやってますね。
亀松:春ぐらいから増えてますね。生放送を通じてプレミアム会員を増やしていくことを重視して生放送を強化していくという。
ふかみん:最近、ネット中継をやってる人たちの間でまことしやかに言われているのが、「行く先々に“ニコニコ”がいて、もう行くとこないよ」と。「“ニコ生”がいるとそっちに客がワーっと行っちゃうから、中継してる人が空しい」とか。ガジェット通信でもチャンスがあればカメラ持って行くんですが、先に公式が入ってると行ってもムダなのでじゃあやめようかなと。あまりにも精力的ですね、ネット中継界のすべてをカバーしてやろうとしてるんじゃないかと。
橋爪:生放送が1日1本あるかないか、という頃は、内容的にも物理的にも『ニコニコ』の外に出ていませんでしたが、今は『ニコニコ動画』に興味がない人にも、生放送をきっかけにして来てもらえるように、どんどん内容が広がっています。「今後は抑えよう」という話は聞かないので、これからもそこらじゅうに飛び出していくと思います。
ガジェ通:そういった生中継の取材網を記事に生かしていくことはないんでしょうか。
亀松:ある程度は考えてます。NCNでは、まず生中継の素材を文字化することを考えていますし、動画として面白いものは記事にくっつけて見てもらえるようにしていきます。動画単体というよりは文字のニュースと合わせて、動画や生放送の中にこんなに面白い場面がありますよ、ということを紹介していくと思います。
あとはコンテンツを拡充していきたいです。記事の提供社を増やすのと、NCNというものを質・量ともに充実させていきたいです。
ふかみん:やはり拡大路線で。我々は食われますね。
伊豫田:こちらもガジェ通さんとかぶらないようにいくので。
ガジェ通:お願いします! 本日はありがとうございました。
取材の中では、まだ掲載できない今後のお話も聞けたのですが、『ニコニコニュース』はただのニュースサイトではなく、『ニコニコ動画』ユーザーが参加できる、いろいろな仕掛けが計画されているようです。ニュースを見ない人たちをひきつけ、新たなニュース文化を作ることができるのでしょうか。『ニコニコニュース』の今後に注目です。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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