夏の節電のキモは家電のお掃除! 「洗って使える ペーパータオル」を使った効果的なやり方をご紹介

夏の節電のキモは家電のお掃除! 「洗って使える ペーパータオル」を使った効果的なやり方をご紹介します。
ウェザーニュースが発表した2025年の夏の暑さの見通しによると、7月末〜8月前半が暑さのピークとされています。今年の夏も35℃を超える猛暑日が継続し、地域によっては40℃前後に達する「酷暑」となるため厳重な警戒が必要です。
そんな災害級の暑さは電気代にも影響を及ぼします。物価高騰が続く今、夏に消費電力が大きい家電をこまめに掃除しておくことは節約にもつながります。今回はラク家事アドバイザーの島本美由紀さんによる、消費電力が大きい家電製品の掃除術をご紹介します。
経済産業省の省エネポータルサイトに掲載されている「平成30年度電力需給対策広報調査事業」の結果によると、夏の家庭における家電製品の1日での電力消費割合のTOP3はエアコン、冷蔵庫、照明となっています。これらの消費電力を抑えることで、節電・節約につなげることができます。
参照:平成30年度電力需給対策広報調査事業 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html#general-section [リンク]

お掃除に使えるのが「スコッティ ファイン 洗って使える ペーパータオル」。布のような丈夫さと、紙の吸水性を持つペーパータオル。 使いはじめは清潔なふきんとして、その後洗ってくり返し使用出来ます。洗濯の手間も省けて、汚れたら捨てられるから衛生的。筆者は野菜や豆腐の水切りに使用した後、洗ってしぼり、そのまま台所の拭き掃除に使っています。

【エアコン】
フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合を比較すると、 年間で電気31.95kWhの省エネ、CO2削減量15.6kgになり、約990円の節約
掃除のやりかた
1:エアコンの電源を切りコンセントを抜く
2:エアコンの前面パネルを開ける
3:フィルターを外す前に掃除機をかける
4:取り外したフィルターの表側から掃除機をかける
5:フィルターを裏側から水洗いする
6:洗って使えるペーパータオルでフィルターを挟んで水分を拭き取る
★ワンポイント 水洗いで落ちない汚れが付いている場合は、台所用の中性洗剤を水で薄め、歯ブラシなどの柔らかいブラシを使って優しく洗いましょう。また、洗い終わった後のフィルターに雑菌をつけないよう、タオルよりも使い捨て可能な洗って使えるペーパータオルで乾かすのがおすすめです。拭き取りに使った洗って使えるペーパータオルをすすいで、カバーの汚れ拭きに二次活用できます。
【冷蔵庫】
周囲温度22℃で設定温度を「強」から「中」にした場合を比較すると、 年間で電気61.72kWhの省エネ、CO2削減量30.1kgになり、約1910円の節約に。
掃除のやり方
1:水、もしくはぬるま湯にレモンの切れ端を加えて10分ほど置く。
2:1に洗って使えるペーパータオルを浸して絞る。
3:冷蔵庫内の中棚、ドアのゴムパッキンなど 汚れやほこりが気になる場所を2で拭く。
★ワンポイント レモン水は抗菌や消臭を叶える優れもの!皮に含まれるリモネンが油汚れもゆるめてくれるので、油や食品のカスが飛んで汚れが溜まりやすい電子レンジの掃除にもおすすめです。
【照明】
汚れによって1年間で明るさが5%~15%低下
掃除のやり方
※アクリル プラスチック製のシェードの場合
1:電気を消して電球や蛍光灯を外す
2:洗って使えるペーパータオルで電球をやさしく拭いてほこりを落とす
3:ほこりやゴミを取り除き、シェードをぬるま湯で洗う
4:洗って使えるペーパータオルで水気を拭き取り、乾かす
★ワンポイント 電球の汚れがひどくて水拭きをする場合、拭いたあとにしっかり乾かしてください。シェードの汚れがひどい場合は中性洗剤を使うと汚れを落としやすくなります!

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