【蕎麦マニア大絶賛】立ち食い蕎麦屋で激うまソバを食べたいならば「峠そば」は間違いない
年越しそば、年明けそば、いろいろあるけれど、食べるならば「おいしいお蕎麦」が食べたいもの。縁起が良い年越しそばではあるが、縁起以上に「おいしさ」を重視したいし、蕎麦屋の雰囲気や店主・店員さんの人柄も大きく味に寄与する。
歴史と年季と熟練の腕を感じさせる立ち食いそば屋「峠そば」
もし、間違いないそばを食べたいならば、立ち食いそば屋「峠そば」(東京都中央区日本橋茅場町2-8-6)に行けば間違いない。地下鉄・茅場町駅から徒歩1分。近代的なビルの1階にありながら、ここで出される蕎麦は歴史と年季と熟練の腕を感じさせるもの。
峠そばが大切にしている「当店のこだわり」
お店の「こだわり」が極めて興味深い。まず、ここのそばは、客の健康を第一に考えて作られている。徹底して安心安全を貫き、おいしさと安心を両立させたそばを作り続けているのである。
なるべく価格が安くなるよう努力しているが、それでも他店と比較して高いと思われてしまうのは、客の健康を大切に思っているから。そのこだわりについては、お店に掲示されている「当店のこだわり」を読んでほしい。
リアルでもネットでも高評価ばかり
峠そば、ここのそばは秀逸。そば、汁、天ぷら、そのすべてが秀逸。実際に食べた人たちから、峠そばのネガティヴな情報を一度も聞いたことがない。インターネット上でも大絶賛されており、リアルでもネットでも高評価ばかり。
峠そばの盛りつけは極めてセンスを感じる美しいもの
ということで、今回はかけそばに春菊天、フキノトウ天、山の芋をトッピングとして注文。これがもう感動の嵐。ビジュの時点で極まった美しい盛り。適当に天ぷらを投入した立ち食いソバも、それはそれで味があって良きものだが、峠そばの盛りつけは極めてセンスを感じる美しいもの。
今から食べるそば、それが美しいということは、もはや視覚の時点で「おいしい」と感じているも同然。
春菊特有のほろ苦さと薫りがたまらない
汁をたっぷりと含み、ホロホロになった春菊天のなんと美味なることよ。シャリッからのジュワッ。汁が衣の油分と出会うことで、極めてまろやかでコク深い感動体験を得られる。なにより、春菊特有のほろ苦さと薫りがたまらない。いまは冬だけど、なぜか春を感じる。ここだけ、ちょっと早い春。
フキノトウの爽やかな旨味エキス
フキノトウ天は、まさにご褒美。これ、立ち食い蕎麦屋のレベルを超越している。いや、峠そばで出される食材はどれも立ち食いそばの概念を覆すほどのハイレベルなものばかりだが、フキノトウ天は特に素晴らしい。食べた瞬間、フキノトウの爽やかな旨味エキスが広がり、また春を感じさせるのだ。いま、このときだけ、雪解けの季節。
かなり手間暇をかけて練られた山の芋
特に幸せを感じたのは、山の芋。これ、極めて粘度が高いトロットロ。いや、トロトロなんてもんじゃあない。その粘りの強さから、かなり手間暇をかけて練られたことが想像できる。
もちもちとした山の芋は、食べてもすぐにはとろけず、時間をかけてじわじわ薫りを楽しませてくれる。これが料亭や懐石というならば理解できなくもないが、ここは立ち食い蕎麦屋、そこでこのレベルの山の芋。感動しかないし、店主さんと店員さんの「お客さんのため」というこだわりを確信した。
峠そばの店主さんと店員さんに敬意
そんな素晴らしきトッピングに囲まれたそば。そのおいしさと素晴らしさについては、自分自身の味覚で体験してほしい。こんなにもおいしくて感動が詰まったそばをクリエイトし続けている峠そばの店主さんと店員さんに敬意を表したい。
<お店情報>
店名: 峠そば
住所: 東京都中央区日本橋茅場町2-8-6
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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