モーニング娘。’15 自ら築き上げた高い壁を超えていく/何度でも高みを目指していく娘。の今“誰もが大ブレイクの可能性”

モーニング娘。’15 自ら築き上げた高い壁を超えていく/何度でも高みを目指していく娘。の今“誰もが大ブレイクの可能性”

 4月15日に新体制初のシングル『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』をリリースすることになったモーニング娘。’15。今作をもって道重さゆみ在籍時に劣らぬ活躍ぶりを見せることができるか、注目が集まっている。

<モーニング娘。’15はどれだけの存在感を発揮することができるか>

 昨年11月26日 早くも伝説化されている【モーニング娘。’14 コンサートツアー秋 ~GIVE ME MORE LOVE~ 道重さゆみ卒業記念スペシャル】を開催(http://bit.ly/1tvFXVs)し、ひとつのゴールとスタートを飾った彼女たちだが、12期メンバー加入後のモーニング娘。’15は一体どうなるのか。音楽/アイドルシーン全体としてはもちろん、残り僅かな活動期間をひた走るBerryz工房、念願の横浜アリーナ公演を実現する℃-ute、絶賛ブレイク中のアンジュルム(旧スマイレージ)、嗣永桃子の加入はもちろん新メンバーも早々に大注目を集めているカントリー・ガールズ等、各位が勢いに乗るハロー!プロジェクトの中においてどれだけの存在感を発揮することができるか、期待と不安の入り混じった声がSNS上など目に入る範囲でも多数飛び交っていた。

<“モーニング娘。2度目の全盛期到来”に大きく貢献したスタイルは>

 そんな中で発表された今回のニューシングル情報。新たな作家陣が台頭している2015年のハロプロシーンにおいて、3曲中2曲を変わらずつんく♂が作詞作曲する今作への注目度は高い。EDMを独自解釈したサウンドとフォーメーションダンスは“モーニング娘。2度目の全盛期到来”に大きく貢献したが、このスタイルは15でも更に追求/進化していくのか。アンジュルム「大器晩成」がつんく♂節を飲み込みながら生音で新機軸を打ち出した今、新たなスタイルで次なるセンセーションを巻き起こしていくのか。いずれにしてもこの一枚『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』がモーニング娘。’15の未来を握る意識はチーム全体にあるものだと思われ、公開と共に大きな話題になることは間違いないだろう。

<さらに新しくなったモーニング娘。’15を多くの皆さんに見ていただきたい>

 そんな自らが築き上げた高い壁を前にどう立ち振る舞うのか。この試練をファン……だけでなく、ファン以外のユーザーも大いにドキドキワクワクしながら注目してほしいのだが、道重卒業後最大の勝負を目前にして新メンバーは気合いも自信も十分。野中美希(のなかみき/15歳/12期)は「さらに新しくなったモーニング娘。’15を多くの皆さんに見ていただきたい」と語り、尾形春水(おがたはるな/16歳/12期)は「フレッシュさを武器に一生懸命、大きくパフォーマンスいたしました」と胸を張り、羽賀朱音(はがあかね/12歳/12期)は「私の大好きな『プリキュアオールスターズ』の主題歌にもなっていてとてもうれしいです! 最年少の私ですが、がんばりたいと思います」と述べ、牧野真莉愛(まきのまりあ/14歳/12期)は「一番輝けるようにさらに努力したいです。今後も私に注目してください」とコメントしている。

<先輩方の築き上げた「モーニング娘。」の伝統を引き継ぎ>

 そんな12期メンバーの為に“教育係”も復活し、担当の飯窪春菜(サブリーダー/10期)は「先輩方の築き上げた「モーニング娘。」の伝統を引き継ぎ、礼儀や挨拶など社会人として基本的なこともしっかり伝えていきたいと思っています」と漲っており、リーダーの譜久村聖(9期)も「道重さんが卒業した今、世代の近いメンバーで構成されているので12期メンバーに伝えること、教えることは私たちにとっても改めて学びなおすべきことなのかもしれません」とコメント。KYキャラで知られるもう一人のサブリーダー生田衣梨奈も「みんなで話し合いながら力を合わせて見守っていきたいと思います」と、先輩らしい言葉を残している。

<誰もがモーニング娘。’15をブレイクさせる可能性に溢れている>

 また、モーニング娘。’14の若きエースとして活躍してきた負けず嫌い 鞘師里保(9期)、今流行りのぽっちゃりキャラを活かしてバラエティ番組への出演を増やした鈴木香音(9期)、ミュージカルで男役を演じてから熱狂的な女性ファンが急増している工藤遥(10期)、得意のダンス/ラップだけでなく大人びたその美貌でも人気を博す石田亜佑美(10期)、稀代の天然キャラクターだけでなく宅録女子であることも発覚した佐藤優樹(10期)、グループ最強の歌唱力を持つ歌姫 小田さくら(11期)と、誰もが大ブレイクの可能性に溢れている。

 覚悟やパフォーマンススキルに加えこれだけの個性を擁する集団が一丸となったとき、道重さゆみ卒業記念公演で生み出した圧倒的な爆発力、ファンでない者も巻き込む事態を再び起こせるはずだ。その瞬間がシングル『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』になるのか、今春開催の【モーニング娘。’15コンサートツアー春 ~ GRADATION ~】になるのか。どんなに形を変えても、何度でも何度でも高みを目指していくモーニング娘。の物語。ぜひその動向に、ここからまた注目してもらいたい。

取材&テキスト:平賀哲雄

◎シングル『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』
2015/04/15 RELEASE
初回生産限定盤A EPCE-7089~7090 1,728円(税込)
初回生産限定盤B EPCE-7091~7092 1,728円(税込)
初回生産限定盤C EPCE-7093~7094 1,728円(税込)
初回生産限定盤D EPCE-7095~7096 1,728円(税込)
通常盤A EPCE-7097 1,080円(税込)
通常盤B EPCE-7098 1,080円(税込)
収録曲:
「青春小僧が泣いている」作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:江上浩太郎
「夕暮れは雨上がり」作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
「イマココカラ」(『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』主題歌)作詞:青木久美子 作曲:高取ヒデアキ 編曲:大久保薫

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