ファミコンがあの色になった理由

ファミコンカラーといえばアズキ色と、ややクリームのような白色の2色の組み合わせが頭に思い浮かぶ。ゲームボーイアドバンスSPやニンテンドーDSにもファミコンカラーが登場し、いまとなっては伝統ある任天堂のカラーといっても過言ではない。

そんなファミコンカラーだが、どうしてあの色になったのだろか? 諸説はいろいろあるものの、任天堂の開発者が過去に語ったことを本当の理由とするならば、次の理由があの色を生み出したことになる。

その理由は、ファミコンカラーの2色は、当時、いちばんコストがかからない色だったから。いまとなってはコストよりもデザインやカッコ良さ、または付加価値などを優先して色や材質を決めているかもしれないが、当時はとにかくコスト優先。同じプラスチックでも色によって価格が違うらしく、徹底してコストダウンをがんばったのだろう。

そういえば、ニンテンドウ64にはゴールドなんて機種もあったけれど、あれはコスト重視だったのだろうか? 少なくとも安いようには思えないのだが……。

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. ファミコンがあの色になった理由
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。