OWV本田康祐＆浦野秀太がコントに挑戦！「今後はジェラードンとの二足の草鞋で…」薬物乱用防止イベントレポート

2024/11/17 13:30 藤本エリ

大麻などの薬物の乱用防止を広く呼びかけるイベント、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動千葉大会」が11月12日（火）に千葉県教育会館大ホールで開催。ボーイズグループ・OWVの本田康祐と浦野秀太のほか、おかずクラブ、インポッシブル、ジェラードン、そしてパリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体・金メダリストの飯村一輝選手が登場。芸人たちとのコラボで“薬物乱用の危険性”をテーマにしたコントを披露しました。

イベントの第1部は、薬物乱用防止に貢献した個人に「厚生労働大臣感謝状」をはじめとした各種表彰の贈呈が行われ、第2部では、厚労省の取り組みについて紹介。SNSでの「大麻は安全」「大麻は他国では合法」といった書き込みなどから、薬物乱用が若年齢化している現状と、「一度でも手を出したらダメなのだという周知が大切」というメッセージを残しました。

千葉県の住みます芸人のもぐもぐピーナッツ、ダメ。ゼッタイ。くんが登場し会場をあたためます。

芸人たちが登場しそれぞれのネタを披露。ジェラードンは、アタック西本が角刈り型に切り抜かれたボードに触れずに通り抜ける人気ネタ「角刈り型抜きチャレンジ」を披露して会場は大盛り上がり。おかずクラブは頭を柔らかくするためのクイズとして「ゆいPの体重当て」を観客に呼びかけ、“98kg以上101kg未満”など白熱する中、正解は99kgでフィニッシュ。正解者にオカリナによるオカリナの生演奏と名刺がプレゼントされ大歓声が。インポッシブルは“R指定コント”としてえいじとひるちゃんが汗だくになりながら全力でコントをやり遂げました。

「コントで解説！薬物乱用の身近な入口」のコーナーでは、おかずクラブと本田さんによる即席ユニットで喫茶店コントを披露。その後、ゆいPは「本田さんセリフや、私たちとのカラみももっとほしがっていました！」と貪欲ぶりを暴露。本田は「本当にセリフが少なくて……」と語りながら、台本を作った作家に対して「これがお前らのやり方かー！」と叫ぶ一幕も。

ジェラードンと浦野さんによる即席ユニットでは、先輩に怪しい薬を勧められるという内容で、浦野さんのキレのあるツッコミがバッチリ決まり、かみちぃは「浦野くんにオチツッコミ全任せでしたが、最後にキメてくれたなという感じでした。我々本来はトリオのところを今2人でやっていますけど、ぜひ入っていただきたい…」と絶賛し、浦野さんも「OWVのスケジュールを調整して、全然やります！」と満面の笑顔。浦野さんがOWVのYouTubeチャンネルで演じている「ガゼル」というキャラクターへの声がけもあり終始和気藹々としたムードでした。

インポッシブルの2人と飯村選手によるコントではひるちゃんが、知らない人からもらった薬物入りのクッキーやチョコレートを食べそうになるたびにえいじに止められ、「何を信用したらいいんだー！」と混乱に陥り、飯村選手がフェンシングのユニフォーム姿でさっそうと現れるという内容に大きな拍手が贈られました。

公益財団法人「麻薬・覚せい剤乱用防止センター」の松本達朗専務理事によると、過去にはイベント会場で大麻入りのお菓子が配られ、知らずに食べてしまった人が救急搬送された事例もあるとのこと。アタック西本が「僕には出待ちのファンがいないので差し入れをもらう心配はないんですけど…」と自虐した後、「味覚がバカなので、わからず絶対に食べちゃいそう……」と不安を漏らし、松本氏も「大麻はあまり味がなく、口から摂取すると、症状が出るまでに時間がかかるので、次々と食べてしまう可能性があります。だから、知らない人からもらったものは口にしないようにしましょう」と注意喚起しました。

終演後での感想では、「飯村さんがカッコよすぎて、一緒にやれたことが光栄で……。飯村さんと本物の金メダルを目の当たりにしたら、汗が止まらなくなっちゃって、ビッチャビチャになりました。楽しかったです」とひるちゃん。「飯村さんとコントができて楽しかったのと、ちゃんと、きっぱり、断るっていうことが大事だなと思いました……、きっぱる！　きっぱり断る、きっぱる！」とエイジが噛み噛みになりながらコメントし、全員で「きっぱる！」ポーズを披露し会場からは大歓声。